あべのハルカス美術館で カラバッジョ展を観てきました。

 

パンフレットには

『光』と『闇』のはざまに散った、天才画家の物語

…と書かれています。

 

 

16世紀末から17世紀に生きた天才画家は

酒場の乱闘で人を殺してしまいます。

逃亡の末38歳で死去。

なんともはや激しく短かく生きた人なのですね。

 

カラバッジョの作品10点が出展されていました。

どの作品も光と闇の対比の中に人物が浮かび上がります。

 

『法悦のマグダラのマリア』

 

マグラダのマリアがイエスと出会い、

信仰の喜びを得て天に昇る瞬間の表情。

左目がうっすらと開き、涙が一筋流れています。

死の間際に、マリアは何を思っているのでしょうか。

解説文には

「苦しみの多いこの世で、人間を最後に救うものとは何なのか」

とありました。

 

 

同時代の画家の作品30点。どれも明暗をくっきりと描いています。

 

『清純の寓意』 アンティヴェドゥート・グラマティカ

 

灰色のモノトーンの色調で描かれています。

鳥のくちばし、少女の爪、鼻筋,頬などに

ほのかにピンク色が塗られていました。

 

 

『聖母子』オラツィオ・ローミ・ジェンティレスキ

 

漆黒の背景にマリアの姿が浮かび上がっています。

赤いドレス、ブルーのマントが背景に溶け込んでいます。

すっごい遠近感やなあ・・・

 

いつもは気に入った作品のポストカードを買って帰るのだけど

今回は買う気にならなかった。

手元に置くには、あまりにリアルで

くっきりうかびあがる表現・・・でした。