お話の続きです。

ロコ♪さん、コメントありがとう~^-^

第二話、三話も書いています・・・^^;;すっかりはまりました(笑)

ちよちゃんさん、コメントありがとう^-^

ほんと、ちょっと前のことなのにすごく前のような気がしますよね。

うちのお兄ちゃんにとってはまだまだ現在進行形ですが^^;;


★★★


二人は、死んでしまったのでしょうか? いいえ、運よく橋の柱に体がひっかかり流されずにすみました。 まことが気がついてまわりをみると、かおるが今にも滝に流されそうです。


「あぶない!」

流れてきたかおるを、タイミングよくつかまえて、橋の上に引きあげました。

しかし、橋が崩れ始めました。

まことはかおるを急いで岸に運びました。

次の瞬間橋は、あとかたもなく消えてしまいました。

かおるが気がついて起き上がりました。


「寒いなあ・・・。あれ、まこと、どうしてここにいるの?」

というと、まことは


「君と僕は同じところに流されたんだ。そして、僕は君を岸に引き上げたんだ。」

と自慢げにいいました。かおるは、


「そうだったんだ、ありがとう。おかげで助かったよ。でも、とっても

寒いよ」

と言いました。


「服を乾かそう」をまことは言いました。

二人は、橋の残骸を拾って焚火をおこし、服を乾かしました。


「おなかがすいたなあ。」

「昼ごはんを食べようよ。」


二人は昼ごはんを食べようと、リュックの中を探しました。

が、食べ物は、見つかったもののびしょぬれで、食べる気になれません。


「そうだ!!」

と、まことは叫びました。

そして


「先のとがった木を集めてきて」

と言いました。

数分後、おるはたくさんの先がとがった木を持って


「このくらいでいい?」

と聞くと、まことは


「うん、そのくらいでいいよ」

と言いました。

まことは一本の木を持ってきて、大きな魚をめがけて投げました。

木は見事に魚に命中しました。


「よし。」

とまことは言って、流れてきた魚を捕まえました。

そして、焼いて食べたのです。


「なるほど。」

とかおるは言って、一緒に魚を食べました。


「おいしいね」「うん」

と会話をしたものの、


「これからどうする?」

というと、長い沈黙につつまれました。

でも、まことが


「ともかくまっすぐ進んでみようよ。」

と言ったらかおるも


「そうだね、進んでみよう」

と言いました。


二人はとがった木とリュック、魚の残りを持って歩き出しました。

少し行くと、花畑がありました。


「ハチ!!ひゃあ!たくさんいるわ!!」

と、かおるがどなりました。

二人はハチに囲まれてしまいました。

ブーンと大きな音がして上を向くと巨大な女王バチがいました。

女王バチが


「そこの二人を捕まえろ」

とどなりました。

次の瞬間、二人は糸でしばられて、動けなくなってしまいました。

そのあと、穴に放り込まれてしまいました。


続く★★