シャンプーによる手荒れの要因は

①皮脂膜の過剰な除去による
バリア機能、水分量の低下および
保湿成分の流出

②シャンプー剤による
皮膚タンパク質の変性


シャンプーによって除去された
皮脂膜の再生には数時間必要であり

連続してしてシャンプーを
繰り返す美容師の手は
皮脂膜のない状態で
(バリア機能が低下している)
さらに洗浄していることになります


そのため
水分が蒸発しカサカサ、ひび割れを
生じてしまいます

また
手のタンパク質がシャンプー剤に
よって変性を起こす場合もあります

タンパク変性を起こすと
皮膚が硬くなり
さらにひび割れが起こりやすく
なります


すぐにできる手荒れ予防

①水分をよく拭き取る
②ハンドクリームをこまめに塗布して
脂質の回復を待つ
③薄い木綿の手袋をし
手の湿疹に合併しやすい
アレルギー反応、皮膚カンジダ症を
予防します
*ラテックスゴムはアレルギー反応を
起こすことがあるので
ビニールが安全です

皮膚化学

髪にとってよいものが
頭皮にもよいとはいえません

髪の根元
つまり、頭皮にまで過剰な油分を
あたえて毛穴が詰まると
新陳代謝を悪くしたり
かゆみや炎症につながります


そこで大事なのがスキャルプケア



健やかで健康な髪は
きれいな毛穴から始まります

毛穴のお掃除が肝心

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