8月11日(日曜日)
天気は上々

昨日の釣行でほぼ体力を消耗していますので、家を出るのもユックリ
記憶にないくらい久々の、お盆休みの連続釣行にやって来ました

◼️本日の状況
昨夜上流で夕立があった様子ですが
全く知りませんでした

川に濁りが入っていますが、郡上に近くなるにつれて竿が出せそうな状況となって来ました

森下釣り具の親父さんによれば、昨夜40cm程増水した様です。
土曜隠れの朝一定番
流れのある瀬頭を狙って竿を出します

◼️本日の一匹目
開始5分程で来た美鮎
その後も飽きない程度に

数匹掛けたところで、流れの強い場所に下がり、針をW蝶に交換して続けます
針を変えると同じ場所で、プチ連チャンもあり、そこそこ楽しめました
 
この鮎は大きかったので温存しましたが、もう一匹同じサイズの鮎が掛かり、囮に使って即、強烈なアタリと共にあれよあれよと対岸に引っ張られ、惜しくも摘み糸の途中から切られてしまいました。

タモで受ける際に傷が出来ていたのかも知れません

最近の鮎は掛かるとデカイので、糸のチェックを怠らない様にしていたのですか、今季は摘みから下の交換も早める事に致しました
午前中は、中から特を含む大きさの鮎が掛かり、写真を撮るのも忘れて没頭していましたが、やはり夏特有の現象で、パッタリと釣れなくなり、何時ものまったりした釣り場に移動

先行者が4人
珍しく人気スポットになっています

◼️本日の鮎釣り雑記
白泡の流れのヘチを鮎がススーッと登っていったかと思った途端、水の中で閃光か横に走り、同時に目印が流心に向かってギュンッと引き込まれました。
正に気持ちの良い、目で追える一瞬の醍醐味です

そして上がって来た鮎は大はある良い鮎でした

それを囮にしようと、鼻環を通したつもりが、驚いた事にすっぽ抜けてしまいます。
なんと、根掛かりか共切れした鮎が鼻環ごと穴が裂かれたのか、鼻環が付けられません

仕方なく、鮎に一手間を加え、鼻環を背環の様に装着し、背針を背環の前に打ちます

正規の鼻環無しでも普通に泳ぐので、直ぐにかけて来ました

◼️本日の雑記 
しかし今年は色んな事が起こるものです
#昨日のベトナム人の訪問に続き

竿に鮎の掛かった信号が伝わって来ました
すかさず竿を立てたところ、何か変です

鮎が浮くどころか、どんどん下流に流されて行き、囮が顔を出したかと思ったら、次の瞬間、鮎がどんどん空に向かって空中遊泳し出しました。

この時点で状況が飲み込めず、相当焦っています
笑っちゃいます

なんと、後から見てわかった事は、私の囮が、どなたかの竿から外れた天井糸の先端を掛け、掛けた糸の先にはまだ囮鮎が付いるようです

私の糸9m+誰かの糸9m=18mの長〜い仕掛けのほぼ真ん中に鮎が付いていて、竿を立てた事によって、私の囮鮎が空中に浮いている状態の絵面と成っています。

非常に格好の悪い姿か想像できます
疑いの余地なく周りの注目を一手に集めています

それを徐々に手元に寄せ、やれやれと思っていると、また強烈な引きがあり、また手元から離れて行きます。
なんと驚いた事に、18mの糸の先にいた誰かの囮鮎が、よりによってこんな時に鮎を掛けているではありませんか

こんな事って本当に有るんでしょうか?
夢物語です
信じられません

どんぶりした鮎を掛けた事は、長い鮎釣り歴の中で何度もありますが、引っかかった鮎が鮎を掛けてくるなんて事は、話にも聞いたことがありません。
不思議な体験ができた鮎釣りでした


鮎釣りは、宝くじで当たるより珍しい釣り方があるものです

しかし
引っ掛かった仕掛けの鮎が、鮎を掛けて来た場合は、誰が掛けた事になるんでしょう?


でわ