こんにちは!
フリーアナウンサーの三木 恵です。
突然ですが…
「30代2児の母でありながら、
未経験から倍率250倍の国際線CAになる」
なんてこと、可能だと思いますか?
わたしは、未経験のママさんがCA受験に挑戦するなんて考えたこともありませんでした。
えっ、そんなのあり得るの?
というのが正直な感想です。
ところが、
300回以上のCA受験を失敗しながらも
30代2児の母という立場で
夢を実現された方がいらっしゃるのです。
利隆屋(りこーや)あやのさん。
元国際線CA、
現在はヒロイントレーニング代表として
コーチングなどにより
多くの女性を支え導いている方です。
(あやのさんのブログはこちら)
わたしは以前からCAさんの話し方やコミュニケーションに興味がありました。
加えて、にわかには信じ難いほどの夢を実現されたあやのさん。
ぜひお会いしてみたいと思いつつ
ブログやメルマガを拝見していたところ、
あやのさんのメルマガ100号発行記念ランチ会のお知らせが!!
(しかも、会のテーマが「話し方」。
行くしかない!と勝手に強いご縁を感じたのでした)
ドキドキしつつ申し込み、
会場である代官山のレストランへ…
何年も自分と向き合い
徹底的に挑戦し抜いた方は、
やはり輝くものがありました。
お会いしてみて感じたあやのさんのすてきなところはかんたんに語れませんが、
あえて一言にさせていただくなら、
物語をつくる力。
あやのさんは、
ご自分と周囲の方をヒロインとする
物語をひとつひとつ紡いでいく方でした。
はじめに印象に残ったのは、
参加者同士をつなぐお姿でした。
あやのさんを含む参加者全員が
初対面同士という会でしたが、
「自己紹介をお願いします」で済むところを
まずあやのさんから紹介してくださいました。
「恵さん、こちらは◯◯さんです」
というふうに、1人席に着くごとに。
丁寧でホスト意識にあふれていて、
これがCAさんのコミュニケーションなのだろうか…といきなりドキドキしました!
その後もなごやかな場づくりのために、
「みんな初対面だから緊張する必要ないんですよ」
「小学校の同窓会のような気持ちでお話ししましょうね」
常に具体的で気さくな言葉をかけてくださいました。
そう、具体的。具体的なんです。
ただふんわり優しい話し方ではなく、
聞き手にイメージしてもらうということに
とても心を配られていると感じました。
こんなさりげない一言からも
なるほどこういう言い方は気持ちがいいのねと学ばせていただきました

さて、
わたしがあやのさんの魅力に
「物語」という言葉をイメージしたのは、
会の最後のできごとからです。
あやのさんは普段のメルマガなどでも
「学びを得たらアウトプットすること」を
強く勧められています。
この会の最後にも
参加者それぞれが得た学びを一言ずつ話す時間がありました。
あやのさんはそのとき、
参加者ひとりひとりに一輪のお花を手渡されたのです。
「このお花のお水を換えるたびに、
今日学んでいただいたことを思い出してくださいね」
学びはアウトプットすることで深まります。
でも、そこからさらに行動しなければ、
変化していくことまでは難しいもの。
その行動のきっかけを
「お花の水を換える」ことと結びつける…
日常という物語を彩る
すてきな演出をお土産にいただきました。
この最後の演出が、
あやのさんのすべてに流れる思いのように感じられたのです。
あやのさんのメルマガは
「人生のヒロインの恵さまへ」
という書き出しで始まります。
ちょっとくすぐったいなぁと
思っていたのですが、
今回のランチに参加させていただいて
あやのさんの一貫した世界観を感じました。
ひとりひとりのヒロインにふさわしい
舞台と物語を整えるサポートをしてくださる
そんな印象を受けています。
わたしは役者でもあるので、
「物語」に対して思い入れがあります。
このランチでは思いがけず
すてきな物語をいただくことができて
本当に嬉しく思いました。
子供を持ってから特に思うことですが、
日常はとにかく慌ただしく現実的に過ぎゆくもの。
そんななかでも、
どれだけ自分らしい物語を紡いでいけるか。
あらためて大切にしていきたい思いだと
考える機会になりました。
なんだか「話し方」から逸れたようですが、
話し方と生き方は深く繋がっているものですよね。
すてきなひとと出会うことはもちろん
すてきなひとの話し方の魅力を考えるのが楽しくてしかたありません

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