覚悟したんだ、なんども。

思い出しては忘れ、

忘れては思い出すから。


いやな気持ちにさせるものは
わたしにとって真実ではない。


わたしはわたしである、ということ。

わたしはあの人ではない、ということ。

わたしはわたしである、ということ。

わたしはあなたではない、ということ。

あなたはわたしではない、ということ。



わたしにとって震えるほどの喜びでも

あなたにとってそうであるとは限らない。

あなたにとって震えるほどの喜びでも

わたしにとってそうであるとは限らない。



わたしにとって震えるほどの理論でも

あなたにとってそうであるとは限らない。

あなたにとって震えるほどの理論でも

わたしにとってそうであるとは限らない。



当たり前だよね、

何っ回も何回も聴いたんだ、

何度もなんども手を変え品を変え

目にしたし、耳にしたよ。



わたしはわたしなんだ。

わたしはあの人ではない。



どんなに好きでも憧れても、

わたしはわたしであり、あの人ではない。


どんなに好きでも憧れても、

わたしはわたしであり、あなたではない。


どんなに好きでも憧れても、

あなたはあなたであり、あの人ではない。



だから違うんだ、心が。

震えるものが違うんだ、

納得して肚に落ちて、

あまりの理りに感動して涙が出る、

それは一つではないんだ。



同じ映画やスポーツや出来事があっても、

見えているものは違うんだ。

受け取り方は違うんだ。



何回も聞いたの、

アホみたいに聞いてるの、

でもわっかんないんだよ、

分かんなかったの。



『違う』ということが。



わたしはあの人ではなく、

あの人はあなたではなく、

あなたはわたしではない。



あなたはあの人ではなく、

あの人はわたしではなく、

わたしはあなたではない。



『違う』ことを認められなかったの。



わたしがあの人にはなれないのならば、

わたしに道はないのだと思ってた。

あの人になれたら、道が開くのだと。



いつだって答えは掲示されてる、

わたしはわたしになる為に生まれてるって。



どう思われるかな、
カッコ悪いね、情けないね。

でも関係ないよね、これはわたしの物語だ。


どう思われるかな、
どう思われてもしょーがないよね、
それは思う人の物語だ。









好きにしたらいんでない?


しょせん、自分の人生よ



────✍🏼aco