インターナショナルオーエィオショウ2013

東京国際フォーラムで。

■太陽インターナショナル

アンプ:JEFF ROWLAND 925 定価870万円
プレーヤー:dCS VIVALDIシリーズ
        トランスポート 定価427万円
        DAC 定価355万円
        クロック 定価174万円
        アップサンプラー 定価221万円
スピーカー: AVALON Isis 定価1,030万円

定価もすごいが出てくる音もすごい。
大きいホールでライブ演奏を聴いているよう。
数十万円のオーディオとは別次元の音。
低音もモリモリでマッチョな音。
生演奏の音とは違うが、生演奏より良い音といえるかもしれない。
細かいことは言わず、俺の音を聞け!みたいな。


■AXIS

アンプ: Dagostino
DAC: MSB
スピーカー: ウィルソンオーディオ

迫力のあるマッチョな音。
低音も良く出ている。
生の音というよりは映画館でスピーカーから出ているような音がする。


■TAD

アンプ: TAD-M2500
DAC: TAD-DA1000
スピーカー: TAD-E1

こってりした濃い音。
ハイエンドオーディオ的なとても良い音。
大きい音でもうるさく感じない。
これなら太陽インターナショナルで聴いたJEFF ROWLAND+dCS+AVALONとも戦えそう。


■FOSTEX


スピーカー: FOSTEX G2000

綺麗な音。素直な音。
音のキレが良い。
軽い低音。低音が足りないということではない。
ドロドロした低音ではなく聴きやすい。


■今井商事

DAC: MYTEK Stereo192-DSD
スピーカー: The ONE

坂本九の上を向いて歩こうをDSDでかけていた。
自然な感じで良い。


■オルトフォン

アンプ: アキュフェーズ
LPプレーヤー: Solid Royal
スピーカー: Kailas SS200

JAZZレコードをかけていた。「モーニン」「Take Five」。
小型スピーカーだが、スピーカーの外に音が広がる。
楽器の位置もわかる。
シンバルがうるさく感じる。


■ノア

プリアンプ: Burmester 077
パワーアンプ: Burmester 911mk3
CDプレーヤー: Burmester 069
スピーカー: ソナスファベール

リストの「鐘」。
以前聴いたソナスのスピーカーはピアノの音が全然ダメだったが、今回はそれらしいピアノの音が出ていた。
優しいピアノの音。


■ハイエンド

プリアンプ: emm labs MAKUA
パワーアンプ: emm labs KALUGA
CDトランスポート: emm labs TSDX
DAC: DAC2X
スピーカー: Lansche audio No.5.1

スピーカーのツイーターがコロナプラズマイオンツイーターというもので、振動版がなく、コロナ放電で音を出しているらしい。
このツイーターは、1.5kHz~150kHzまでフラットに音を出せるらしい。
ピアノ曲がかかっていたが、綺麗で正確な音がしていた。


■A&M

パワーアンプ: ATM-3011
スピーカー: B&W 802 Diamond
LPプレーヤー:

藤岡誠先生の講演。すべてLP。
A&MにはCDプレーヤーは置いていません。
キングスシンガーズでは、スピーカーの外に音が広がり、スピーカーの上あたりにステージが浮かび上がった。
モダンジャズカルテットでは、最新録音のCDに比べ帯域が狭いようだが、聴いていて気持ち良い。
「いい音を探し求めるのではなく、自分の音を探してください。」という藤岡先生の言葉が印象的。


■まとめ

AVALON やウィルソンオーディオは次元の違う音がしていた。
これがアメリカ的な音なのか。
TADも負けてはいなかった。
これらは良い音かもしれないが、家でくつろいで聴くにはどうかな。
FOSTEXのスピーカーは綺麗で繊細な音で気に入った。
A&Mの真空管アンプにレコードの音は聴いているとホッとする。
他の最近のトランジスタアンプやハイレゾ音源は、正確無比な低域から高域まで伸びた音で、良い音なんだろうけど、聴いてて疲れし楽しくないような気がする。