先日に引き続き行ってきました。
その目的はソニーのハイレゾオーディオを聴くためです。
生憎の雨でした。

■SONY

ハイレゾオーディオ試聴

ハイレゾ本格参入を宣言したソニー。

HDDオーディオプレーヤー: HAP-Z1ES
アンプ: TA-A1ES
スピーカー: SS-AR1

音は綺麗でなめらかだが、ただ音が鳴っているという感じ。
音の大きい箇所ではうるさく感じる。
演奏者の息遣いがわからない。

HDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ESは、DSPでリアルタイムにDSD変換してローパスフィルタでDA変換するという
興味深い技術。
すべてDSDにすることで、統一的な音作りができる、というようなことを言っていた。
DSD変換アルゴリズムは、音楽制作のエンジニアと共同で開発した、とも言っていた。
DSD変換時のノイズシェーピングで高周波帯に追いやったノイズは3種類のアナログローパスフィルタで除去
しているそうだ。
アンプのTA-A1ESはアナログアンプ。
ボリウム位置によりA級とAB級を切り替えている。
内部を公開しており、巨大なトロイダルトランスに大型電解コンデンサ4本を搭載。
内部配置も左右対称で綺麗に配置されている。
いかにもいい音が出そうなアンプだが、試聴結果はA級っぽくなく、忠実に淡々と増幅しているように聴こえた。

HDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ESでの選曲は、タブレットのXperiaで操作していたが、軽快で簡単そうだった。


■タイムドメイン


YOSHII9

臨場感がすばらしい。
目の前で演奏者が演奏しているよう。
ボーカルやJAZZは最高。
でも、スピーカー口径が小さいせいか、オーケストラは高音や低音がキビシイ。


■オーロラサウンド

カンターテドミノのLPとハイレゾ音源を聞き比べ。

スピーカー: Musikelectronic RL901K
フォノイコライザー: オーロラサウンド VIDA
プリアンプ: オーロラサウンド PREDA

LPは国内版、オリジナル初版、オリジナルセカンド版、の3種類。
ハイレゾは HD Tracks の音源。

LP3種類の差は良く聴かないとわからない。
LPは音楽の細かいニュアンス、起伏、良い意味でのざらつき感がある。
それにたいしてハイレゾは綺麗だがのっぺりしていて平面的。

先日のハイエンドショウでもMusikelectronic RL901Kでカンターテドミノが
かかっていたが、今回もパイプオルガンの低音もしっかり出ていて迫力がある。
それでいて自然な音。
ボーカルもたいへん心地よく聴こえた。


■ナスペック

スピーカー: ケンブリッジオーディオ Minx min21
サブウーハー: ケンブリッジオーディオ Minx X200
アンプ、プレーやー: ケンブリッジオーディオ

小さいスピーカーなのに部屋いっぱいに音楽が広がっていた。
さらにスピーカーが消える感覚というか、最初、この小さいスピーカーから音がでているとは気付かなかった。
リビングで聴くにはこのスピーカーで十分なのでは、と思った。