ハイエンドショウ東京2013

会場は東京交通会館12Fのうちの3/4。
年々縮小しているような。
2フロアーを使っていた頃が懐かしい。

今回の最大の注目は香川大学工学部の光アンプ。


■香川大学工学部
トランジスタの代わりに発光ダイオードとシリコン太陽電池から構成される新型増幅素子ダイスターを使ったアンプを展示。
ヘッドホンで聴きましたが、ノイズ感の少ないクリアで澄み渡る音でした。
ノイズが少ないということでしたので、デジタルアンプと相性が良いのではと思いました。
発明された岡本先生に、ダイスターやトランジスタについて丁寧に教えていただきました。
さらに、ダイスターを使って国内の半導体産業を盛り返したい、という先生の想いをお聞きしました。
国内の半導体産業は海外にやられっぱなしで斜陽となりつつあるので、ダイスターが世間に認められ、国内の半導体産業の起爆剤となるよう切に願っています。


■バラッド
スピーカー: Musikelectronic geithain ME901KA
プリアンプ: アキュフェーズ

アンプ内蔵スピーカーで、部屋にあわせて周波数特性を調整できるようです。
変に誇張したところのない、自然な音で聴こえました。
カンターテドミノではパイプオルガンの低音がちゃんと聴こえました。


■インテク
「整流器以外には、半導体部品一切使用しない純粋真空管アンプ」を展示。
真空管らしい、聴きなれた、聴きやすい音がしました。


■ヨシノトレーディング
アンプ: EAR
スピーカー: Diapason Astera(アステラ)

こちらも真空管らしい聴きやすい音。
スピーカーが小さいせいか、包み込まれるような音ではありませんでした。


■総評
今回は真空管アンプやレコードプレーヤーなどアナログ関係の展示が多かったです。