前回登場したDM(変性性脊髄症)のコーギー、あいちゃん。
お話ししたように、3年前からM.E. Maxxの2輪の後肢用車椅子、そして1年前からは前輪を付け足して4輪の四肢用車椅子を使用。
14歳と高齢でDMがかなり進行しているあいちゃんは、現在体の状態が悪化しており、以前の四肢用車椅子の設定状況では、体をサポートをすることが難しい状態。
前肢が非常に弱くなっており、さらに、体全体の筋力も減少したため、体全体が下にズ~ンと下がった状態となってしまっています。老化や病状が進んだコに、よく見られる傾向です。
体全体が下がったことで、前肢をまっすぐに下ろせる十分な空間もありません。この状態では、足を前に踏み出すこともできません。
でも、M.E. Maxxの犬用車椅子は、微調整が可能ですからね。
それも、M.E. Maxxに来店することなく、飼い主さんご自身で調整ができます。
でも、どうやって
まず、愛犬が車椅子に乗った写真をM.E. Maxxへメールで送信。
そのお写真を元にM.E. Maxxが査定をし、「ここをこのように調整してください」というアドバイスを差し上げます。
届いたアドバイスに従って、ご自身で調整。
もちろん、1回の写真査定だけでは、装着状態は最適にならないかもしれません。場合によっては、数回のやり取りになるかもしれませんが、愛犬に快適に車椅子を使ってもらうためには必要です
あいちゃんの場合、今回、まず最初の装着査定結果がコレ。
(調整要の箇所は、送信された写真に図を描き込み、また描き込んだ図の番号に合わせた説明文もメールに付けてお知らせします。
)
あいちゃんの車椅子、調整をして、体全体を上げてあげましょう。
フレームの高さを上げて(①の箇所)、前肢を入れて胸を支えるパーツのベルトを短くして(②の箇所)、調整しますよ。
調整のアドバイスを受け取ったあいちゃんパパは、早速実行。
そして、調整後のお写真をお送りいただきました。
ところが、お写真を拝見し、ある問題が発覚
あいちゃんの頭が下がっている(DMの症状が進むと首に来ます)ことが原因で、前肢が後方に押しやられています
この頭の状態を解消しない限り、前肢の調整は上手くできません。
また、いつも下を向いたままでは、精神的にも良くありませんよね。
ということで、2度目の装着査定結果がコレ。
頭を持ち上げる工夫(①の箇所)をメインに、その他も微調整。
で、この調整後、最終的にこうなりました。
健康的なコーギーの姿勢に近くなりましたネ~
お顔を上げている方法は「仮」とのことで、後でもう少し快適な状態に支えてあげるとのことでしたが、頭が上がってなにより。
頭を上げたことで、前肢もまっすぐに下ろす空間もできました。
これで、歩行の際には、前足を踏み出しやすくなる
・・・はずなのですが、残念ながら、あいちゃんには前肢を動かす脚力がほとんどない状態と、あいちゃんパパからのお知らせ。
では、前足はどうするのか
車椅子で動かしたら、足は地面にズルズルと引きずるのでは
大丈夫この解決方法もありますよ~。
もちろん、この方法も、飼い主さんご自身で行っていただけます。
解決方法については、長くなりましたので、次回にご紹介します。
引き続き、ご覧くださいね。
Stay tuned
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なものとなるお手伝いができればと思っています。
老化や病気による介護という状況は避けられなくても、出来るだけ楽に楽しく愛犬をサポートできれば、ワンちゃん
も飼い主さん
もHAPPY
な日々を送ることが出来るはず。もちろん、介護生活では愛犬の体調などで、山あり谷ありではありますが。
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