3.11を迎えて

午後2時46分を告げる防災無線の合図と共に黙祷しました。

8年前のその日

震源地から遠く離れた私のいた職場でも、かつて経験したことない揺れに見舞われました。

足元が大きく揺れて歩けない

地面のコンクリートが波打つのを

その時、私は初めてみました。



当時は震災を語ることはある種タブーでした。

当たり前です。

それほどまでに 残された傷跡は深く大きく…

簡単に語ることなんて

直視することなんて

出来ない。



8年経って、

かつては子供だった人達が

自分の人生を考えるようになって

傷は傷として 心に残しながらも

人の為に 故郷の為に

一歩を踏み出そうとしている

まるで それは

何も無くなってしまった大地に いつしか芽吹く

たくましい植物のよう



3月は卒業の季節

新しい一歩を踏み出す季節

不完全なままでもいい

傷を持っていてもいい

怖いままでいいから



一歩、

進もう







今日もありがとうございました!