こんにちは、葉月です。
週末に開催した師範稽古についての振り返りです。
今回は片手取り・諸手取り・横面打ちを二日間に分けて。
・手刀(てがたな)を活かす瞬間のための「力を抜く、抜けた状態で動く」稽古
・相手を力で掴まない。掴まないから、「生きている相手なら」崩された後に自然と起きてくる。
その起きてくるタイミングでもってこちらを合わせていく。
・自分を見つめなさいよ。自分がどうなっているかを感じなさいよ。
・相手がどうなっているかを観なさいよ。
・観の眼、見の眼の違い。180°見えている眼にしてください。
・手足の長い人に対して、今までと同じ間合いでいいんですか?一歩あるいは数歩下がればもっと楽になりませんか?
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合気道の型稽古の本来は、これら生きていくために必要な呼吸と間合いを知る(識る)ための稽古であるはずが、
いつのまにか「型を型らしく行うことが目的」になってしまっているのだなと感じました。
他にももっともっと言葉になされ、師範ご自身の動きで以て示してくださいました。
何度か見取りの受けにも呼んでいただきましたが、
師範の見せたい動きを妨げることが無かったか。
その場での感触は悪くなかったなと思えましたが、ビデオで見るとまた違うかも。
ちなみにこれは「忖度して動く」こととは全然違いますので誤解なきよう…。
師範の動きに対して適応できていたか、という自問です。
師範稽古は師範の手を取れるだけでなく、他所の道場からご参加くださる方々の手もたくさん取れる素晴らしい機会でもあります。
もっともっとたくさんの人と稽古をしたい。
連休も楽しみです。