今日もいってみよーw
「94年も生きてきたけど、こんなん初めて」。被害が激しい奈良県五條市大塔(おおとう)町の避難所になっている天辻集会所で5日、同市大塔町阪本の無職、泉谷芳夫さん(94)は、増水した川の水が突然押し寄せた今回の災害を振り返った。
4日早朝に同じ大塔町の宇井地区を土石流が襲い、10人が行方不明になった。次男の正志さん(50)と2人暮らしの泉谷さんが集会所にたどり着いたのは4日午後3時ごろ。車を持っておらず、自身の左足が不自由なため避難しようにも手段がなく自宅にいたが、近所の人が見つけてくれ、車で集会所まで連れてきてもらったという。
泉谷さんは「昨夜は一睡もできんかった。家は無事にあるのか。早く帰してほしい」と手を合わせて願いながら、「これまで避難するほどの災害はなかった。避難するなんて生まれて初めて」と話した。
避難を呼びかける広報車両からのアナウンスが聞こえ、妻と2人で着の身着のまま避難したという大塔町小代の無職、芳本弘さん(73)も「一晩で帰れると思っていたが…。(東日本大震災の)被災地の避難生活がわかった」と憔悴(しょうすい)しきった様子。唯一の幹線道路の国道168号は土砂崩れで通行止めが続いており、「これから何日ここにおるかわからん」。宇井地区で発生した土石流については、「あんなんこれまで生きていて考えられへん。同級生も流された」と話した。
4日早朝に同じ大塔町の宇井地区を土石流が襲い、10人が行方不明になった。次男の正志さん(50)と2人暮らしの泉谷さんが集会所にたどり着いたのは4日午後3時ごろ。車を持っておらず、自身の左足が不自由なため避難しようにも手段がなく自宅にいたが、近所の人が見つけてくれ、車で集会所まで連れてきてもらったという。
泉谷さんは「昨夜は一睡もできんかった。家は無事にあるのか。早く帰してほしい」と手を合わせて願いながら、「これまで避難するほどの災害はなかった。避難するなんて生まれて初めて」と話した。
避難を呼びかける広報車両からのアナウンスが聞こえ、妻と2人で着の身着のまま避難したという大塔町小代の無職、芳本弘さん(73)も「一晩で帰れると思っていたが…。(東日本大震災の)被災地の避難生活がわかった」と憔悴(しょうすい)しきった様子。唯一の幹線道路の国道168号は土砂崩れで通行止めが続いており、「これから何日ここにおるかわからん」。宇井地区で発生した土石流については、「あんなんこれまで生きていて考えられへん。同級生も流された」と話した。
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