小山町は金太郎誕生の地ですが、町内には金太郎ゆかりの地が沢山あります。
この2つの池には、以前からちょこちょこ行っていたのですが、去年の9月に町内を襲った台風9号の豪雨災害で、最も被害の大きかった地区にあり、復興に向けての工事が行われていたので遠のいていました。
で、先日約8カ月ぶりに訪れてみました。
池に行く途中、被害の大きかった野沢川の現在の様子です。
水害直後、山から流れ込んだ大量の土砂により川は完全に埋もれてしまいましたが、現在は土砂は取り除かれて元の川底になっています。
↓ ちなみに、水害前は魚も泳いでいる清流でした。(上の写真と同じ場所です)
水害直後、連日テレビのニュースで中継されていた完全に崩落してしまった道路も復旧しました!
未だ、周りの山は崩れたままで、田んぼも土砂に埋もれたままです。
で、沼子の池に到着です。
こちらの池の金太郎伝説は、町の観光案内によると...
ある日、この池に水浴びに来た金太郎は、大きな緋鯉を見つけ、池に飛び込み、鯉に抱きつくと、鯉は驚いて空高く跳ね上がりました。
五月の鯉のぼりに金太郎が描かれているのは、ここからきていると言われています。
と言う事だそうです!
池の真ん中には
巨大な鯉に抱きつく金太郎がいます。
鯉のぼりの背中に金太郎が描かれていますよね!
池の周りにはこんな所もありますが、沼子の池には被害はありませんでした!
続いて、直ぐ隣にある八重桐の池へ
こちらの池は、農業用の貯水池として作られたそうですが、金太郎の母・八重桐の名を付けたそうです。
あらら、池に流れ込む小川が土砂で埋まってしまっています。
水害前の小川の様子です ↓
崩れた土砂により?ガードレールが曲がってます。
池に着くと、水がありませんでした。
水害で大量の土砂が流れ込んだのがわかります。
池の底を歩いている人と比べると池の大きさがわかると思います。
こちら、水害前の池の様子ですが、浮島があったのでそんなに深くない池と思っていましたが、すごく深かったんですね!
これは池に落ちたら大変です。
この池はトイレ・駐車場・遊具・バーべキューの出来る広場があり、この日もバーベキューで賑わっていましたが、駐車場に行ってみると...
ここには炭焼き小屋があったのですが ↓
土砂崩れにより跡形も無くなってしまっていました。
駐車場の崖下は
水害の爪痕がそのまま残っていました。
金時公園方面に向かう道にも土砂崩れの跡が
八重桐の池がもとのきれいな姿に戻るには、かなり時間が掛りそうです。