ギックリ腰2019年5月
五月のさわやかな日。午前中、心地よい風が吹く中、庭の草むしりをしていた。家の塀の外側には、隣の家との間に、車が入れない、舗装されていない通路がある。その通路は、私は、その通路は使用しない。奥の家、数件の方々がたまに使用する。つまり、人があまり通らず、草も伸び放題。梅雨に入る前にと、草むしり。1時間ほどたち、今日はこれで終わりにしようと、雑草いっぱいのゴミ袋と、枝切り鋏を持ち、帰ろうとした途中で、気になった雑草群があり、あ、ここだけやっちゃお!と、かがんだ瞬間、ギク!うわぁ、やっちゃった!ギックリ腰だとわかった。人生2度目。ここは、家の門からみて裏側。おそるおそる、かがんでいた体勢を起こした。少し歩けそうだったので、枝切り鋏とゴミ袋は、ひとつづつ、運んだ。痛い。座っても、立っていても、頑張って横になっても、痛い。とりあえず湿布を貼る。昔は、安静にして、コルセットや腰ベルトをするのが基本だったが、3年前に初めてギックリ腰になった際、腰ベルトはしないほうがよいと、痛みがない範囲で、動いたほうがよいと、言われたことがあった。なので、イタタタタ、と言いながら、座ったり、階段を昇り降りした。痛い時は、お風呂で温まるのも避けた方がよいと、聞いた事があったので、シャワーですませた。それから、4日。ようやく、出かけられるようになった。顔を洗ったり、寝返りや、座ったり立ったりする時が、本当に辛かった。健康であることの有難さ。どこも痛くない、動ける身体の有難さ。最近、忘れかけていたけれど、改めて、自分の身体を大事にしようと、思えた出来事だった。