先日テレビでもやってました。


記事を紹介します。


国民生活センターが「突沸(とっぷつ)」への注意を呼び掛けている。


PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、2009年以降、突沸に関して68件の報告が寄せられており、その内、怪我などを生じた危害情報が35件、怪我までには至らなかったものの、何らかの危険が発生したとする危険情報が33件となっている。


紹介している事例では、加熱したコーヒーが天井まで噴き上がったり、噴出した液体が眼球を傷つけたりした事例もある。

「突沸」とは?

液体を温めると、徐々に温度が上がって、液体中から小さな気泡が湧き出し、やがて大きな気泡へと変化する。


しかしスープのように液体の粘性が高かったり、電子レンジなどで全体を一気に加熱したりすると、加熱部分に偏りが生じたり、液体が対流しにくかったりすることで、その後に与えられたショックで液体が飛び散る現象が起きる。


これが突沸で、国民生活センターの再現実験でも、コーヒーやみそ汁などで同様の現象を確認している。

IHヒーターでも

器具別の件数では、電子レンジが30件と最も多く、ガスコンロが14件、IHクッキングヒーターが11件と続いている。


最近増える傾向にあるため、新たに注意を呼び掛けているのがIHクッキングヒーターで、資料では、みそ汁を加熱していて飛び散った事例などを紹介している。

「冷ます」と「かきまぜ」

同センターでは、「加熱しすぎない」「加熱しすぎた場合は、触れずにそのまま冷ます」「コンロなどの加熱はかき混ぜながら」の3つをアドバイスしている。


再現実験の写真を見ると、使用した電子レンジはターンテーブル(加熱するものを乗せて回転するトレー状のもの)がないものだった。この場合には加熱場所が一か所に留まり、液体も動きにくいので、突沸につながる危険性が高そうだ。


ターンテーブルがあれば、温める飲み物に振動が伝わり、中身のかきまぜにつながりそうだ。さらにターンテーブルに置く場所も、動きの少ない中央よりも周辺部分が良さそうだ。


寒い時期には、ますます飲み物を温める場合も多くなるので、注意が必要だ。