今でこそ、こうして、クイズを出題できるほどに、

ドイツ音名のことはしっかりマスターしているが、

筆者がドイツ音名をピアノの先生から教わり始めた、

小学校後半ごろは、いろいろとややこしくて、

なにがなんだか、全然分からなかった。

 

例えば、なぜ「シ」の音が「B」(ベー)じゃなくて、

「H」(ハー)なのかとか、

なぜ「B」(ベー)が「シ」の♭なのかとか、

特にその辺りが腑に落ちず、今でも疑問に思っている。

 

普通に「シ」が「B」(ベー)」で、

シの♭が「Bes」でええじゃないか!

…という思いがまだちょっと残っている。

 

でもそんな疑問を乗り越えて、

音大を目指していた高校時代に、

本格的に始めたソルフェージュの聴音で、

調名をドイツ語で言われた時には、

いつの間にか、ドイツ音名を、

知らず知らずのうちに手の内に入れていた。

 

ただ、ちょうどそのころにも、聴音の際に、

ホ短調を意味する「e-moll」(エー・モール)の

「エー」を、英語の「A」(エー)と勘違いして、

イ短調…ドイツ語で言うところの

「a-mll」(アー・モール)だと、

思い込んでしまったことはあった。

 

もしドイツ音名を習い始めたばかりの、

小学校後半時代の筆者が、こないだ中、

自身のブログで出題した、

ドイツ音名のクイズに挑戦したとしたら多分、

ありそうでない、

①(Bis)と②(Hes)のどちらかを答えて、

なさそうで実はある、

③(Eis)を最初から除外していたであろう。