（つづきです）
あぁ、勿体ない・・
なんてバカなの、ワタシ！！
蓋を閉めてなかったなんて
締まりがないじゃない、ワタシ！
と思いながらも、
薄暗い中で、容器と蓋を拾い上げて
後始末をするのですが、
床がオイルでヌルヌルしています。
足の裏で初めて感じる触覚です。
これは、デリケートゾーンに塗布するための
上質な高級オイルですよ！？
それを今、私は足で踏んでいるのです。
このオイルは、私にとっては少々高嶺の花的存在で、
気品漂うオイルに浸された足の裏は
この感触に喜んでいるのですが、
一方で何かこう
作り手の品格や品位や信念のようなものを
汚してしまったような気持ちになったのです。
と、突然
脳から指令が下りました。
このオイルを無駄にしてはならない！！と。
多分、頭が半分パニックになっていた私は、
そのヌルトロの心地よい感触を足の裏で感じ取ると
自分がした事への罪悪感を覚え
咄嗟にオイルを両手で拾い集める行動に！！
次に頭をよぎったのは、
森田敦子さんに申し訳ない。
ごめんなさい。
私の不注意で
こんなお粗末な取り扱いをしてしまってごめんなさい。
私を許してください。
日本の女性の為に、フランスで何年も学んで
丹精込めて作り上げた大切なオイルを・・
と、申し訳ない気持ちでいっぱいになり
心の中で何度も
「ごめんなさい」と謝りました。
そして、床に流出しているオイルを手に取り
足や腕に塗り始めました。
流石に、床に拡がったこの状態では
衛生上Dゾーンには塗れません。
ですが、足になら塗れる・・
と瞬間的に思ったのです。
今、私は裸なのです！
そうよ、こうなればもう
皮膚から吸収させればいいのよ！
両足のかかとの所に生殖器の反射区となるツボがありますよね？
内側のくるぶしには子宮、
外側には卵巣等・・
私は（ある方の助言がきっかけで）毎日この辺りを念入りに
指を滑らせて泡で洗うようになりました。
やさしくほぐすようにして「今日も頑張ったね、ありがとうね」
と声掛けしながら、時間をかけて撫で洗いします。
そして、毎日この反射区の状態をみて、段々と
その日のDゾーンの調子が、ある程度分かるようになってきました。
365日触らない日はないので、日々の変化に敏感になったようです。
暗い室内、手探り状態で
両手のひらにオイルを掬い、拾い集めては
そのオイルをかかとや踝や、反射区の部分に
刷り込むように塗り付け、マッサージしました。
床のヌルヌルがなくなるまで
足にも腕にも塗り続けました。
（お恥ずかしい）
後になって思うと、この光景は
なんと恥ずかしい滑稽な姿でしょうか・・
人が見てたらドン引きされるでしょうね？
ですが、
その時は一滴も無駄にしたくない一心でした。
日本には女性が安心して、安全に使える
Dゾーンケア用品がないのでは？と
プレママと悩める女性のために
研究を重ねて作られたオイルですよね？
（著書を読んで理解しているつもりなのですが）
その森田敦子さんに申し訳ない。
そんな思いでした。
↑
こんなに減ってしまいましたが、
今回の反省をこめて
これからは、より大切に使わせていただきます。
今後は蓋を閉め忘れない！
自分自身に言い聞かせました。
この騒動下に、右往左往している時
一瞬脳裏を掠めたのが、
（私、松本伊〇さん化してしまった？？）
ダメダメ
締まりがないのはダメよー！
その日は、自分の不甲斐なさで中々寝付けず
一晩中懺悔した夜でした。
「ごめんなさい」
「私をお許しください」
と、心の中で
リピートしながら眠りにつきました
本日もお読みいただき
お付き合いくださり
ありがとうございました