私は人と何か違うのかな?

 

あまり愛されたいと思ったことがない気がする

 

 

両親に愛されて何の不自由もなく育ててもらって

幼い頃から愛情いっぱいの家庭だったと思う

 

 

愛されることを望んでいるのではなく

人を愛したいのです

 

誰かを愛してる自分が好き・・なのかな

 

とにかく

 

私は愛したい

好きでいたい

人を誰かを愛したい

 

 

結婚してから

人を何かを憎んだ経験がある

人生でこれほど苦しかったことはない

 

 

憎しみは、悲しみと苦しみを生むだけ

 

辛かったね

本当に苦しかったね

今なら自分にそう言ってあげられる

 

 

 

それから、人を嫌いって思ったことがほとんどない

余程のことがないかぎり「好き」ではなくても

「嫌い」とはならない

 

 

 

 

 

中学生の頃にふと感じたこと

 

おとなしい引っ込み思案の男子が放っておけない

苛められたり、いじられたり、からかわれてばかりいる男子を

守りたい、守ってあげたい・・ いつもそう思ってる自分がいた

 

 

 

私は、夫を幸せにしたいと思って結婚したのだけど

私の家族からも身内からも猛反対された

 

 

あなたの「好き」は愛情じゃない、同情よ!

結婚するのはやめなさい!反対です!

苦労するのが目に見えてるから、とても賛成などできない!と

 

 

それを跳ね除けて、反対を押し切って一緒になった私たち

 

 

どんなことがあっても添い遂げると

幸せにする、なる、と

家庭の愛情を知れば、この人(夫)は変わる

10年20年かけて私が変えていく

そんなことを小さな胸に秘めて・・自分で選んだ道

 

 

現実はそんなに甘くもなく、厳しくて辛い道のり

「耐える」ことから、やがて方向展開する

闘いたくもないのに、戦うしかなかった

 

その度に打ちのめされて、傷ついて泣いてばかりいた私が

今ではこんなに強くなっちゃうなんて(笑)

 

 

子どものために戦って、あれだけ荒れた戦場が

今は子どもと小さな孫の笑顔で溢れる

家族が増え大所帯になる

夫から幸せの満面の笑みがこぼれる

 

小さな孫たちが、大きな笑い声と幸福を運んでくるのだ

 

夫から昔のようなカリカリ、イライラ

怒涛が飛び交うことが減った

 

 

本物の愛情ではないかもしれないけれど

夫との関係は随分と変わった

私もきっと変わった

 

偽りの夫婦が今、それなりに心地よい関係を保っている

 

 

私たち夫婦は、子どもに成長させてもらったんだね

子どもたちが、このどうしようもない両親を育んでくれたんだね

私たちより子どもの方が大人だったみたい(笑)

 

 

でも、ひとつだけ言えるのは

子どもたちには愛情をいっぱい降り注いできたこと

 

大人になった時ちゃんと人を愛せるように

愛し愛されるように

いっぱい抱きしめて、いっぱい愛してきたこと

 

それだけは自信もって言える

 

 

すべてにありがとうキラキラ感謝キラキラ

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つは、ここには書けない

私を支えてくれた存在がずっといてくれたこと

 

 

この人なしには私はいない

 

 

夫は知っていながら、決してそれを口にしない