夕闇が迫るポタラ宮の一室で、
ひとり瞑想をしていたノルブの頬を、
すっと風がなぶるように
通り過ぎた。
そして悲しみに満ちた
ひとつの感情が、
胸に染み込むように
すっと広がり、
ノルブを襲った。
そして瞑想の静寂を
引き裂いた。
ノルブは、
その不思議な現象が意味することを、
瞬時に理解した。
(写真:キム・ボム~パンチェン・ラマ11世イメージ)
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