宇宙に流れ込む 生命の種子
地から天へと辿り着き
花と空とが交わっては
小宇宙の始まり
小さな爆発は 大きな結晶になる
感情が通り過ぎ
時間の忘却の中
大きな爆発で 無音となる
未来を抱いて 過去に怯え
それでも
永遠を祈り 一瞬に捧げよう
零の空虚で変容され
1+1=1となる
そしてまた
1は環となり 零となってゆく
10へと達した時
一つの星が回帰し
絶望と希望の狭間で
ただひたすら 宇宙の意思を想うのです

宇宙の外れるところ
星も逆さに流れる空間で
そこであたしは
永遠の幸福を味わい続けることでしょう
本来 無数の糸を一つに織りなすはずが
結局 その一本しか知らないのでしょうか
それは きっと とてもずるいこと
それでも 願わずにはいられないのです

幸せになるじゃなくて
幸せを感じてる
・
・
・
愛が 大好き
愛が 大好物なんだって
だけど
どれだけ 食べても
お腹一杯にならないってさ
どれだけ 食べても満たされないってさ
どうしてなの?
こんなにも 美味しくて
もっと もっと 食べたいよ
もっと
もっと
愛が ほしいよ
もっと
もっと
愛を ちょうだいよ
どうしてなの?
どれだけ食べても 満たされないよ
ねぇ? どうしてなの?
そんなお伽話の結末―