さあ、さあラスト丹生川上神社ですよ。
『下座の心』
日本は古くから八百万の神を信仰し、全ての物に神が宿るて考えて来ました。日々の生活の中で常に神を感じながら神々に感謝の心を忘れず謙虚に生きてきたのです。神は上座、人は下座の位置になります。日本人の全てな神が宿るという考えは日々下座の位置を心がける生き方を意味します。
例祭には丹生山山頂に鎮まるご本殿を目指し下座から階を一段ずつ上がっていきます、下から見れば階段はしっかりと見え、あまり怖さを覚えません。
しかし、神さまを間近にお参りを済ませて下って来る時には、階段は見えにくく怖さをかんじます。
この事を人生に置き換え考えると、謙虚な心で目標を持って穢れ(気枯れ)ないきもちで上を目指せば、堅実な歩みで登る事が出来誤りは少ない。しかし、上になた、偉くなったなどと、上からの目線になれば回りがよく見えず落ちがでる事が多くなる。今日その体験が出来る登段参拝を丹生の大神様からの教えを受け止め、日々の生活に謙虚で全てに感謝の心を持って前向きな姿勢で常に穢れ(気枯れ)なく歩んでほしいです。