まずは6位から2位への大躍進

最初語るに必要なのは前年最下位からの2位への大躍進。三浦大輔監督政権下での初Aクラスでした。まずは監督、選手含め関係者の皆様にお疲れ様と伝えたいです。

4月の開幕ホーム3連戦では広島にまさかの3タテ。私も初戦と第3戦を実際に観戦していたためよく覚えています。

今年は「横浜反撃」をチームスローガンとして掲げていた中、「横浜惨劇」とネット上で揶揄されていたのは記憶に新しいです。(なおその後のバンテリンドームでの中日戦を3タテしてすぐ五分に戻した結果、溜飲が下がることになったのはよく覚えている)

 

最終的に8月の快進撃が身を結び、2位に滑り込むことができました。2019年以来のハマスタでのCSは落とした試合でしたが現地で観戦し、とても興奮しましたし、やはり野球は楽しいなあと再確認させてもらいました。

 

チームを支えた投手陣

2022年のベイスターズ を支えたのは紛れもなく投手陣だったと思います。

チーム防御率は3.48(先発:3.58 リリーフ:3.31)でリーグ3位。昨年度は4.16でしたので大きな改善です。

チームとしての勝ち方で多く目にしたのは何とか相手先発から3〜4点程度もぎ取り、それを先発が試合を作って強力なリリーフ陣で守り抜くという野球でした。

今年は伊勢投手、入江投手という明大コンビが勝ちパターンとして台頭し、エスコバー投手は例年通りの安定した鉄腕ぶりを披露、そして山崎投手がクローザーとして復活したことが非常にチームを支えていました。

NPB内でもこれだけ質の高いリリーフを4人用意できるチームはそうなかったのではないでしょうか。

 

もちろん先発陣もしっかりと結果を残してくれました。2017年、チームが日本シリーズに進出した以来の複数人シーズン2桁勝利を今永投手と大貫投手が達成してくれました。

濱口投手や石田投手もコロナでの離脱および再調整がありながらしっかりとローテを回してくれる活躍。終盤のガゼルマン投手も先発適性を見せるなど、頼もしい先発陣がしっかりと役目を果たしてくれたと思っています。

 

課題は主力級とそれ以外の選手とのギャップでしょうか。

先発陣も今永、大貫、濱口、石田投手の四本柱は最後まで役目を果たしてくれた印象ですが、それに続く投手起用に苦戦した印象です。

開幕投手を務めた東投手、昨年後半戦に良いピッチングを続けていたロメロ投手が互いに本来の実力を発揮できないまま終わってしまいました。

その隙を狙って若手先発陣も出てきて欲しいところですが、坂本、京山、阪口投手などがイマイチピリッとしなかったのも手痛いところでした。

来季は平良投手が本格復帰を目指してくれますが、状況見ながらになりますので、先に述べた投手陣には一層のアピールを期待したいところです。

 

課題が残った野手陣

上述した投手陣が踏ん張っていた一方、野手陣はフロントが当初描いていた様相とは異なってしまったかもしれません。

課題としてあげていた盗塁数は49(昨年31)と改善したものの、打率.251(昨年.258)、本塁打数117(昨年136)得点数497(昨年559)と昨年比で落ち込む結果となってしまいました。

やはり主砲として昨年チームを牽引したオースティン選手の故障に伴う前半戦全休、後半戦も代打起用に甘んじることになってしまった影響が大きいでしょうか。

全体的に打低気味だったとはいえ、結果としてリリーフに負担がかかってしまう試合展開が多くなっていた印象です。

決して俊足選手が名を連ねる訳ではないベイスターズ打線、連打でもどうしても次の塁に進めなかった試合も多かった気がしました。

そんな中でも明るい材料もちらほら。オースティン選手の穴埋めまでは酷ですが、楠本選手、蝦名選手が活躍を見せ、森選手もスタメンに名を連ねることが多くありました。

それぞれ来年はレギュラーを取っていくような活躍を見せて欲しいです。

現レギュラー陣も牧選手が2年目のジンクスを感じさせない活躍。1年間通して4番セカンドを守り抜いたのはさすがでした。佐野選手も今季はレフトとファーストを併用される形で難しいシーズンにも関わらず最多安打のタイトルを獲得するなど、来年もキャプテンとしてチームを引っ張っていってくれることを期待しています。

 

次回は主力選手中心に感想書いていきたいと思います。