先日の阪神JFにおいて注目したのは本田厩舎のレーヌミノルだった。
普通なら勝ち負けでも相手が悪かったかな。千六のワンクッションの流れでは上2頭には切れ負けしてしまう。体格、筋肉が素晴らしく短距離の分野で面白そうで今後が楽しみかな。

本田厩舎はこの日阪神で5頭出し、そのうち7Rと11Rは同一馬主の馬、いわゆる「馬2M」である。普通重賞までなら「1-1」(どっちか来てどっちか来ない)が暗黙の了解だが、G1となると話は別で「もう一丁」も当たり前に起こり得る。と言っても「偵察メンバー」(力の差がある)
か、「実力馬」の定義から外れるかでない限り最初に登場の馬が勝負だ。

ここでは文句なくレーヌミノルだが、乗るのは同一Jの蛯正だ。こういう時は7Rのロバストミノルもマークする。人気も4番人気と絶好で本気の騎乗に見えたが、如何せん大跳び、不器用で緩急の流れに乗れず後手後手、外から切れ馬に交わされるとイヤ気を出し止めてしまった。それでいて6着と一応入線、ワンペースの外枠が合いそう。

結局この日はルメールの一人舞台、本田厩舎、蛯正にも朝から「流れ」
はなし。実力でレーヌミノルが3着に来たのみだった。「流れ」の重要性を改めて感じました。今後の本田厩舎、吉岡實氏の馬に期待しましょう。

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