詩人 茨木のり子さんの
「自分の感受性くらい」です。

(詩の内容が上手くリンク貼れず…スミマセン



"ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて"
       ・
       ・
       ・
"初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった"

これは詩の一部ですが…

1977年に世に出され
教科書にも載っている(いた?)そうですので
ご存知の方も多いようですね。

私は
今から約8年前に
とある本の
メンタルを強くする!という
特集に載っていたのを読んで
初めて知りました。

その頃の私は40代に突入し
怠惰な自分を攻めまくっていた時期。

まだまだ私には足りないモノが沢山ある。
もっと頑張らなくっちゃ!
でも
それとは裏腹に疲れていく自分。

自分が理想とする暮らしも
"みずから水やりを怠っておいて"
"ひよわな志にすぎなかった" から
かけ離れていくのでは…

グサリとココロに突き刺さリました。

でも私にとって
その凛とした詩は
応援の言葉だなとも思いました。

*  *  *  *  *

連休中
本を整理している時
そういえばとふと思い出し
改めて読んでみましたが

なんだかこれって
自分軸を大切にって事に
通じるよなと思いました。

初めは
まだまだ努力が足りない
自分への応援のような感じで
受け止めていましたが

今を大事に
自分を大切に
自分の行動に責任を持ってすれば
上手くいくよ
という
愛の詩なのではないかと。

最後の

"自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ" は

愛が込められているな

と。(笑)

もう40年以上前の詩ですが
今を生きる上で
必要なメッセージだなと
私は感じました。