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mellow morrow

ほら、すぐそこにあるよ。

うちの大学では今日が入学式であったらしい。

今年からはキャンパスが郊外に移転したこともあって、大学的には新たな門出となる年である。

なんでも、こういう節目のときというのは変わるチャンスであると思うのだ。

変わるための口実にもなるし、変わらなければならない後押しにもなる。

守られてきた方法は、固定観念となって創造力を押しつぶしてしまうし、

あまりにそれに依存してしまうあまり、心理的に支配されてしまう。

可能性をなくしてしまうような気がしてならないのである。

私の好きなあるピアニストは、“もしかすると昨日のような絶景は見えないかもしれないけど、それでも違う道を選ぶ”という意味のことを言っていた。

彼女の言う通り、彼女の演奏は斬新でいつも進化しファンを魅了している。

こうした考え方の向こう側に、今よりもっといい世界があると思う。

いつもと違うことを選ぶこと、私は楽しい。

今日は面白い発見をした。

ナスとしめじの謎である。


学校から帰ってから、冷蔵庫にあったナスとしめじでお味噌汁を作ってみた。

するとまぁ驚き。

ナスの皮の紫色が溶け出す、溶け出す。

味噌を入れる前のお味噌汁が真っ青になってしまった。


火を加えるのだから、多少色素が溶け出すのもおかしくはない。

でも、前にもナスを具にしてお味噌汁を作ったことはあったのだが、これほどにはならなかった。

しかも、しめじの方に色素が移って、これまた不健康そうな色をしているのである。

全く根拠はないが、ナスとしめじの成分が何かしら反応したのかもしれない。


味噌を入れる前には決して食べられるような色ではなかったが、味噌をいれたら少しはましになったので普通にいただいた。

もちろん味はおいしい。

組み合わせ如何でおもしろいことが起こるものだ。

朝は曇り空でジメっとしていたものの、午後から日が差してきて青空に恵まれた。

用事があったこともあって、ちょっとお出かけしてきた。

かなり気温が上がっていたので、ジーンズを多めにロールアップして気合い十分だ。


通り道には桜の木をたくさん植えてある公園があって、きれいに咲き誇っている。

桜もきれいだが、そこに集まる人たちを見るのもほほえましくなる。

某大型雑貨店では、新年度ということもあって、人が溢れていた。

不景気とは思えないほどの盛況ぶりだ。

なんだか嬉しくなる。


何日か前にあるテレビ番組で街頭インタビューをしていたのだが、

その内容が新橋のサラリーマンに“今のニッポンは・・・”と題して連想するものをフリップに書かせるものであった。

回答の中には、今のニッポンは「変」だとか「疲れている」だとか「希望がない」だとかマイナスワードばかりで悲しくなってしまった。

もちろん番組側の意図でそうした答えを集めて放送したということもあるかもしれないが、周りを見ていてもそういう風に考えている人は多いように思う。

でも、言葉というのはその人を語るもの。

“今のニッポンは・・・”とは、「ニッポン」のことではなく、「ワタシ(インタビューを受けた人)」のことを言っているのではないか、と突っ込みたくなった。

人間、嫌な面がどうしても目について見えるものだが、少しだけ視点を変えれば明るい今・未来が見えてくるのではないだろうか。

人の価値観をちょっとだけ転換させること、それがキーなのではないか。

ピンチはチャンスというように、価値観を変えることで同じものでもまったく違うものとなりうるのである。

ものの見方は一つではない。

楽しいこと、面白いことはそこらじゅうに溢れている。


この新年度の街の賑わいが長く続けばいいと思う。