本業ホームページ制作のStudio Mellow B. 江原です。
今回、勉強になったなぁと思ったことの第1位は「補助金申請書の書き方」
そして、第2位が「見積書の書き方」と「その後のフォロー」です。
今日は見積書のお話。
補助金の申請をする時に、どのくらいお金がかかるのか、その概算を計算しなければなりません。
そのために必要となるものが見積書。
シルクスクリーン製版機の見積書を数社からいただきました。
何しろ印刷についてはまったくの素人なので。
「私の説明で御社が必要と思う物品をセレクトして入れてください。」
というお願いをしました。
額もまちまちなら、必要品もまちまち。
でも、まー、一番高い見積金額を書いておこうと、申請時は一番高い金額で申請をしました。
しかし、交付申請はそういうわけにはいかない。
1.相見積を取ること
2.その中で一番安いものとすること
3.相見積を取らない場合には、業者選定理由書を提出すること
こんな条件があります。
それで、再度、申請時に見積もりをお願いした業者さんと、友人の友人が所長という会社に見積もりをお願いしました。
この結果が実に面白い。
A社(シルクスクリーン製版機製造元から紹介してもらった)
こちらから連絡して必要品を他社と合わせたいので、再見積りをお願いしたところ、電話に出た担当の方から、
「あー、だいたいこんなものが必要かと思って出したんですが、何がいりますか?」
と、やっつけ仕事的な感じが見え見え。
けれど、採択されたのだから、一度挨拶に伺うと連絡がありました。
まだ、御社に決めたわけではないのでと、ご挨拶はお断り。
B社(自分でネットで探した)
申請時の見積の時から、見積書が届くとほぼ同時に電話で連絡をくれた。
何か不明点はないか?過不足はないか?など、しっかりフォロー。
補助金申請時と交付申請時で見積額に変わりはなかったが、要望や質問にいろいろと答えていただきました。
C社(友人の友人)
ここは彼が悪いわけではなく、製造元との関係が悪かった。
これって談合じゃないの?と思ったのだけれど、製造元から紹介された販社に見積もりをすでに依頼していたことから、C社から見積を取ると、C社が製造元から目をつけられて、その後の他商品の販売に影響があるため、私の見積もりをするわけにはいかない。
何卒ご了承のほど...とのことでした。
いろいろ見え隠れするんだなと思いながらも、「一番安い」ところに決定いたしました。
見積書って依頼があれば出すけれど、あまりフォローしていなかった。
うるさく感じるかな?という気持ちがかなりありました。
でも、今回、勉強になったのは「フォローの大切さ」。
金額よりも、どれだけフォローしていただけるかで心証は大きく変わるんだということを身を持って感じました。
たかが見積書、されど見積書。
大切なのは、やっぱり「ハート」です。