表現は多種多様なんだな | 日々唯流ルルニ在ラズ

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喉元過ぎればなんとやらなカオリです。
どーもこんばんわ。

ちょっと前の話ですが、胃の具合もほぼ治ってきまして
一般的な胃もたれのレベルまで戻ったことを確認し、
昼からお菓子の暴食を繰り広げたあたしはすこし自己嫌悪です。
胃は大丈夫なのですが、お腹が心配です。
中じゃなくて、外(お肉)が‥‥‥。
腹筋せねば。。

さて、一昨日にラーメンズの小林賢太郎さんの舞台「うるう」を観てきました。
この「うるう」は「ポツネン」というライブ?(舞台?)でやってた
「うるうびと」がもとになっておりまして、
詳しいことを書くとさすがにネタバレになるので書きませんが、
うるう年のうるう日(2月29日)という

他の年から見て余っている日

がモチーフになってキャラクターや話が作られています。


ちょっと話としては暗めな感じなんですが
ラーメンズの人なのでそこはさすがに笑いをまじえつつ。
出演者は小林賢太郎さんとチェロの徳澤青弦さんのふたり。

ポツネンのときもそうだったのですが、
映像やら舞台の道具やらの使い方がとてもおもしろい。
ひとつの道具で最初とは違うものとして見せたり
派手さじゃないところでの上手さのような仕掛けがちょいちょいあります。
仕掛け具合はポツネンのほうが多かったですけどね。
とはいえホント見せ方うまいな!と感心しきり。

チェロの人もきちんきちんと弾く人で、
音楽が素敵なのはもちろん小林賢太郎さん以外の登場人物の
話してるとこやてこてこ歩いてるとこなどをチェロの音で表現したりして。
違和感とかそういうのがまったくなくて
「ちゃんと弾いてる」ってこういうことを言うんだな、と思い知らされました。
音の出し方とかとはまた別だけど。
いかに自分が勢いだけかと痛感しました。。
わかってはいたんですけどね、再認識ってやつです。笑

いやしかし、小林賢太郎さんの舞台は「ほーすげえ」ポイントがたくさんあっておもしろい。
ものの見方(見せ方)ってひとつじゃないんだなぁと感じます。
いろいろ実験的なんでしょうね。
そういう挑戦し続けるのはすごいなーと思う。

ライブで演出とか面白いバンドもたくさんいるけど
そういう人たちもお客さんを楽しませようという思いでやってるんだろうな。
とか、毎度ながら思ってみたりするわけなのでした。
まぁ注目されるため、とかだとしても、それはお客さんが楽しめなきゃダメな話だから同じだろなー。

いやぁ、この「うるう」といい「SHOCK」といい、
「見せる」ことの「やり方」が全く違う舞台を見れてありがたいものです。
エンターテイメントのあり方はひとつじゃないんだなと感じたのでした。