案外お節介な沈璃(キジ扱いされる鳳凰のヒナの姿)と
病弱で、世事に無関心な感じの行雲が
ひょんなことから人助けをしています。
第3話前半では、
人間の姿に戻っていた沈璃が、
湖に落ちた行雲を助けた後に
また鳳凰のヒナの姿に戻ってしまった。。。
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第3話「人間に戻れない理由」
続き。
ストーリー、ネタバレです。
朝。
鳳凰のヒナに戻ってしまった沈璃は、
どうして鳥の姿になったのか考察中。
その横で縫い物をする行雲。
自分の衣を人間・沈璃のサイズに詰めているのだという。
(水中から上がって鳥に戻った時に
沈璃が着ていた衣は消えていたのに〜
人間に戻ると衣が必要なのね。)
「ところでお腹がすいているか?」
「すいた」
「待ってろ」
朝ごはんを用意する行雲。
でも鳥の沈璃は行雲が何者なのかが気になる。
霊力が無い人間だけど、
占いができて、いろいろな陣を敷ける…
行雲は自分を“善人”だと言うが、
沈璃は変わり者だと素性を疑い続ける。
人間に変身できる不思議な鳥を平気で飼っている。
占いで私の正体が分かったのかと尋ねる沈璃。
行雲は、朝ごはんを食べながら答える。
(ものすごくバクバク食べている。)
占いは得意じゃない、
占いたくもない。
沈璃の正体にも興味はない。
出会うのは「縁」。
害がない者同士だと分かればそれでいい。
(風に吹かれる雲みたい。。だから行雲?)
仙君に下界での苦行を命じられた弟子なのか?
と素性を疑い続ける沈璃。
行雲は否定。
そんな弟子ではないと証明したいとまで言う。
話しながらも、行雲はどんどん食べ続けた。
ここでやっと沈璃は、
行雲がご飯を食べちゃったことに気がついた!
愚か者!
私の分を吐き出せ!肉を返せ!
と、鳥の遠吠え。
行雲は完食して、
沈璃に笑顔を向ける。
(行雲は誰かをからかうのが好きみたい)
行雲はすごい占い師、
沈璃は鳥に化けるという話を聞いた
青盛城城主の大公子顧成叡の配下・小兵他2名が
行雲宅を訪れる。
主人が呼んでるから来いと強引な小兵は、
無理強いは嫌だと言う行雲を
いきなり蹴り飛ばす。
倒されて痛がりつつ行雲は、
庭石の上に置いていた石ころをひとつはたき落とす。
すると!
行雲邸の庭の陣に変化が…
家の中にも陣の影響が起きた模様〜
行雲は、小兵たちに無理やり連れていかれそ〜
そこに家の中から出てきた
“人間の姿”の沈璃!
「手を離せ、私の下僕だ!」
行雲は嫌そうな顔。
(“下僕”に不機嫌なのか?)
青盛城城主の大公子様の命だと
小兵は令牌を見せるが、
沈璃は、目にも止まらぬ素早い動きで
小兵の手の中の令牌を蹴り上げ奪い取る。
沈璃は、片手で握って
分厚い金属製の令牌を半分に!
そして、真っ二つに割れた令牌を投げつけて、
3人を屋敷の外に吹き飛ばしてしまった。
「下僕に会いたいなら、自ら訪ねてこいと言え〜!」
顧成叡の配下に体を痛めつけられた行雲。
苦痛に顔を歪めながら、沈璃に尋ねる。
「いつ私は、お前の下僕になったのだ?」
そんな言葉を気にも留めない沈璃が、
庭石を指差す。
「これは?」
行雲はとぼける。
「石ころだ。」
怒り顔の沈璃。
「殴られたい?」
「はは…まさか、見抜かれたとは…」
観念した行雲は、
“陣眼”に置いた石だと白状。
しかし、沈璃は追求し続ける。
「なぜ石が要る?」
行雲「陣法の力を抑えるため…」
沈璃「なぜ抑える?」
行雲は陣法を抑えた理由を説明。
男女の掟は守らないと〜
結婚していない男女が同じ家に暮らすのはよろしくない。
だから沈璃を人間の姿に戻らないようにしたと。
しかし、沈璃は厳しい表情のまま。
いつから陣法の力を抑える石ころを置いているのかを尋ねる。
叱られるのが分かっている子どもみたいに答える行雲。
行雲「少し前から…」
沈璃「具体的に」
ためらいながら行雲が言う。
「お前が来た夜から」
沈璃の脳裏に
鳥の姿で人間に虐待された記憶が蘇る〜
とっくの昔に人間の姿に戻れていた!
という事実に憤る沈璃。
謎の風が吹き始めるー
石ころひとつで辱められた気持ちがわかるまい
と沈璃は静かに言う。
いや、行雲は知っていたはず!
陰で自分を笑い物にしていた!
息の根を止めてやる!
ゆっくり歩いて行雲に近づく沈璃。
捕まえられてはかなわないと
屋敷の中に逃げこむ行雲。
かかされた恥の仕返しをする!
と、沈璃は行雲の腕を掴んで
庭に放り投げる。
庭に叩きつけられた行雲は
腕が折れた〜と半べそ。
(情けなさ全開)
この程度で腕が折れるなんて、
人間は紙細工みたいだと思いながら
沈璃は行雲を見る。
石ころで陣法の力を弱めて
沈璃を恥ずかしめたのは事実だと
苦痛に顔を歪めながら語る行雲。
でも、悪気はなかったんだ…と。
こんな残忍な仕打ちは酷すぎると。
時々横目で沈璃の顔色を伺いながら。
沈璃はもしかして死んじゃうかもと心配になり、
行雲の腕に触れて脈をみる。
「あうー!」
と痛がってみせる行雲。
脈が弱くて、遅い。
死にそう…
と、沈璃は診断。
「(恨みの相手だから)簡単には死なせない」
と、薬草を手に取って振り向いたら
倒れていたはずの行雲が消えている!
いつの間にかシラーっと薬草を煎じている行雲。
(薬草を煎じる火鉢が笑えるくらい多い!)
今のは芝居かと沈璃に言われても、
痛かったのは本当で、
看病される気分を味わいたかっただけ。
期待し過ぎたなどと話す行雲!
あきれた沈璃は、
霊力で火鉢の炎をパワーアップ!
薬湯を煎じる土瓶がぐつぐつ、グラグラ煮えたつ!!
「体は燃やさずにおく!」
と、怖いことを言う沈璃にヒヤッとしつつ、
台所に残っている肉で汁物を作るから待ってて
とゴマをする行雲。
「いならい。薬はできた」
と、炎を鎮めた沈璃は、
命を助けてもらったのだから恨みは忘れる、
さようなら、養生してと行雲に別れを告げる。
行雲は骨折したはず左手で頭を押さえながら、
ケガをすると頭が痛くなるんだ〜〜〜〜〜〜〜と
引き止め言葉を連発。
何かの縁で出会ったのに〜とか
半年後に死体を片付けにきて〜
と情けないくらい言うけれど、
「骨折じゃ死なない!」
と沈璃は、門を出て行ってしまう。
あー行っちゃったのか…と思ったら、
沈璃、カムバック。
治るまでいるって。
図に乗った行雲が優しい声で
「優しい“鳥”だと分かってたよ」
などと言うものだから、
沈璃は霊力で行雲を引き寄せ
襟を締め上げる!
長身の行雲を見下ろして、
「私は“沈璃”。鳥じゃない。」
結局は、
女子らしくない名前の“沈璃”と
男らしくない名前の“行雲”とで
うまくやっていけるんじゃないの〜となった。
(“沈璃”と“行雲”の顔が近い〜シーン。
そして、この沈璃が行雲を締め上げる体制が長い〜)
骨折したという腕を三角巾で吊っている行雲。
大きな水甕を片手で持ち上げて
あっちに持っていけ、
こっちの方が見た目がいい
という行雲の我儘に付き合っている沈璃は、
とうとう頭に来て、
高〜い山の頂上に水甕を放り投げる。
(人力では決してできないこと!)
一方、霊界では、沈璃を刺した墨方が、
霊力(?)で沈璃の居場所を探している。
そこに尚北将軍がやってきて
沈璃の居場所を知っているなら隠すなと言う。
「本当に知りません」
「それならよい。」
薪を割り、掃除をして、床も整えた!
他にすることは?としっかり働く沈璃。
行雲は庭の落ち葉掃除をお願いする。
沈璃が竹箒で元気に履こうとすると
落ち葉は手で1枚ずつ拾っていると言う行雲。
表情は変えないけれど、
沈璃は、竹箒を思いっきり振って
山の上の水甕の中にIN!
「あれこれ言うのは嫌がらせでしょ!」
「落ち葉の掃除は違う。」
「それ以外は?」
「とにかく…今回は違う。」
(認めないけれど、嫌がらせをしていたんですね。)
行雲は庭の落ち葉(葡萄の葉みたい)を乾燥させて、
日にちと自分の年齢とを書いて本に挟んでいた。
落ち葉の墓碑だという。
やることに意味はなく、暇つぶしだと。
行雲は、葡萄の木の下で、
房でなく、粒で実る珍しい木だから育てていると言う。
(でも房で生っているように見えるけれど???)
もうすぐ実が熟すと言いながら
葡萄棚になっている実をつまんで口に入れる行雲。
まだ熟れていないから渋さで顔が〜
沈璃は、妙な行雲を
何者なのか調べなくちゃと思っている。
夜、行雲が眠っている最中に
沈璃は、葡萄の葉を挟んだ本を
こっそり読むことにする。
日付と共に
葡萄の実が9239粒、
種の数が39211粒などと書いてある!
(暇か?)
5歳と3ヶ月、両親が病気で死んだ。。。
5歳と5ヶ月、弟も病気で死んだ。。。
不気味がられて、棺桶が用意できず、
両親のところに入れてあげた。。。
読んだ葡萄の葉を元に戻したら、
起きている行雲に見つかってしまった!!
というところで、第3話・終了。
結婚していない男女が同居するのはまずい
と言いながら、同居に誘導した行雲。
意図は不明です。