上原ぺこの半分はネタでできています -2ページ目

上原ぺこの半分はネタでできています

都内を中心に、
ライブや演技(声、舞台)の表現活動をしています。

冬の好きなところ。
空気感。
虫がいないところ。
クリスマスムードのワクワクする感じ。
街中がキラキラしてる。
星が綺麗。
新しく1年が始まるところ。

冬の嫌いなところ。
寒いところ。
乾燥と静電気。
得体の知れない寂しさと虚しさ。
もうすぐ1年が終わってしまうところ。
全く覚えてないけど、きっと夢に出てきたのか
辻村深月さんの「朝が来る」
目が覚めたときに唐突に思い出した。

朝が来る、映画化されたものをこの前観に行きました。
やっぱり二時間じゃ急ぎ足になってしまうなーって印象。

小説、読み直したいな。







その後に数年ぶりに「八日目の蝉」Amazonプライムで観ました。
え?こんな素晴らしい映画だったけか。
10年前くらい?当時は気付けなかったなぁ。
小説も、読むのにすごく時間かかってた気がする。
こっちも読み直そう。もっと感じられるものがあるはずだ。今なら。

脚本、演出も素晴らしいし
役者さん全員が本当に本当に素晴らしい演技で
脳に焼き付いてずっとずっと離れません。
あんな演技できるようになりたい。

一度観てるはずなのになぁ。
こんな素晴らしい映画だったのか。

名作です。


本を読もう。









ところでここ最近恐ろしく寒いですね。
外に出たくありません。冬眠不可避。
もしかしてこれからもっと寒くなりますか?えっ??












2020年1月20日(月)~2月2日(日)
まるP企画
ハーフタイムシアター三部作公演
『銀河旋律』
『広くてすてきな宇宙じゃないか』
『僕のポケットは星でいっぱい』

 

 

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脚本:成井豊(演劇集団キャラメルボックス)
演出:田口真太朗

 

場所:花まる学習会王子小劇場

 

■タイムスケジュール

1/20(月)19:00銀(単独)
1/21(火)19:00広(単独)
1/22(水)19:00僕(単独) ※宇宙組キャスト
1/23(木)19:00銀・僕(二作)
1/24(金) 14:00広・僕(二作)/19:00銀・広(二作)
1/25(土) 14:00銀・僕(二作)/19:00広・僕(二作)
1/26(日) 14:00銀・広(二作)/19:00銀・僕(二作)
1/27(月) 14:00広・僕(二作)/19:00銀・広(二作)
1/28(火)18:00銀・広・僕(三作同時公演) ※銀河組キャスト
1/29(水) 休演日
1/30(木)14:00銀・僕(二作)/19:00広・僕(二作)
1/31(金)14:00広・僕(二作)/19:00銀・広(二作)
2/1(土)14:00銀・広(二作)/19:00銀・僕(二作)
2/2(日)14:00銀・広・僕(三作同時公演) ※宇宙組キャスト

 

☆三作品とも全体時間は60分を予定
☆開場時間は開演時間の30分前
※『僕のポケットは星でいっぱい』は同時公演の作品により出演者が一部変わります。
単独公演、三作同時公演に関しましては公演スケジュールに示しているキャストが出演いたします。

 

●チケット価格(前売り券/当日券)
二作同時公演チケット3500円
三作同時公演チケット5000円
初日単独公演チケット1500円
高校生以下1000円 ※要予約(身分証の確認できるものをお持ちください)

 

予約開始:12月1日18時から

 

上原ぺこ専用予約フォーム

https://ticket.corich.jp/apply/104728/017/

(※このフォームからじゃないと上原扱いになりません)


・お問い合わせ
marup.kikaku.info@gmail.com

 


■作品概要

 

★『銀河旋律』

 

●あらすじ
タイムマシンが実用化された時代。柿本光介はテレビ局のアナウンサー。
司会をつとめる「ニュース・プラネット」の本番中、突如、めまいに襲われる。
タイムトラベラーによって過去が改変された人間は、めまいに襲われるのだ。
柿本は直ちに恋人・春山はるかのもとに駆けつける。話し合いの結果、二人の出会いが半年遅くなったことが判明する。
犯人は、はるかの元同僚のサルマルに違いない。柿本はサルマルが勤める時間管理局へ向かう……。

 

『好きでした。会うのは今日が初めてだけど、ずっとずっと好きでした。』
 
●出演キャスト
柿本   丸山翔
はるか  松本さえ子
ヨシノ  梅本伊代
アリマ  塚田詩織
タケチ  仁科穂乃花
オオツ  高橋真夏
クサカベ 上原ぺこ
ヤマノウエ 根来武志
サルマル 折田ジューン

 


★『広くてすてきな宇宙じゃないか』

 

●あらすじ
アンドロイドの民間利用が始まった時代。
母親を亡くした柿本家に、アンドロイドのおばあちゃんがやってきた。
料理から宿題の手伝いまで、なんでも完璧にこなすおばあちゃんに、長女のスギエと長男のカシオはビックリ。
しかし、末娘のクリコだけは、おばあちゃんと口をきこうとしなかった。
そして、1 カ月後、おばあちゃんを家から追い出すために、クリコはある決意をする……。

 

「もしも一人になったなら、まずは空を見上げることだ。」

 

●出演キャスト
おばあちゃん 谷口ちあき
クリコ  齋藤かずえ
柿本   丸山翔
スギエ  乾真由璃
カシオ  三浦碧至
アリマ  塚田詩織
オオクボ 花藤美穂
カツラ  小園由佳
サカモト 柳田尚輝
ヒジカタ 内山 正則

 


★『僕のポケットは星でいっぱい』

 

●あらすじ
過去へのタイムトラベルが実用化された時代。
28歳のカシオは、時間管理局員に追われていた少年を助ける。
少年はヒデトシと名乗る。が、カシオはわかっていた。
少年が、病気で倒れた母親を救うために、法律で禁じられた、未来へのタイムトラベルをしてきたことを。
少年の本当の名前はカシオ。彼は16年前のカシオなのだ。
カシオは少年を家に連れて帰る。が、すぐに姿を消してしまう……。

 

「もう一度、母さんに会いたかった。会ってハンカチを渡したかった。」

 

●出演キャスト
カシオ  塩口量平
先生   松本さえ子
ヒデトシ 田口真太朗
スギエ  古山睦子
アリマ  塚田詩織
タカスギ 犬塚ジロー
ヤマノウエ 根来武志
ヌカダ  鈴木大二郎
課長   安達健太郎

 

・銀河組(銀河旋律同時公演キャスト)
クリコ 上栁聖麗愛
キド  根本珠里
オオトモ教授 折田ジューン

 

・宇宙組(広くてすてきな宇宙じゃないか同時公演キャスト)
クリコ 岡田萌愛
キド  栗原菜瑠
オオトモ教授 内山 正則

 

※『僕のポケットは星でいっぱい』は同時公演の作品により出演者が一部変わります。

 


■スタッフ
脚本:成井豊(演劇集団キャラメルボックス)
演出:田口真太朗
舞台監督:井草佑一(COMBO×COMBO)
照明:申政悦(untitled light)
美術:澁澤萌(舞台美術研究工房 六尺堂)
音響:矢作理
衣装:角海和都
宣伝美術:ワタナベユウキ
制作:三國谷花/角海和都
制作補佐:常盤美妃
製作指揮:丸山翔

 

Cloud9

 

作曲・編曲:ari
作詞:上原ぺこ

 

 

地球の隅 知らんぷりされてる 神様はいない
ロケットは不発 全部全部 願いは上の空だ

 

人になるのは初めてで
うまくいかないことばかりで
見えない傷増えてく

 

世紀末に攫われた 僕のアイロニー
ノストラダムスは嘘つきだ
空は飛べない けれど僕らは
帰る場所を探して
泣いてなんかない 1999
カウントダウンで 星を始めよう

 

地球の隅 願い事は夜が飲み込んでしまった
比喩ばかりの 聖書の裏側 君はこう言ったんだ

 

使い古した悲しみは
明るい絶望へと変わってく
「君次第だ」

 

ほうき星が導いた 可視化した世界
絵空事でも始めようか
右手をあげて 星に触れたよ
一度きりのハレーション
バトン託した 1999
今未来描く フリーハンドで

 

世紀末に試されて 今生まれたよ
名前のない僕を見つけて
理由なんてさ後付けでいい
何度だって出会おう

 

世紀末に笑われた 僕のアイロニー
ノストラダムスは嘘つきだ
空は飛べない けれど僕らは
帰る場所を探して
バトン託した 1999
今未来描く フリーハンドで

 

ah...brand new days
new world

 

 

 

 

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ろまんす注意報!の8曲目です。

 

キャッチーでエモい曲を作りたくてお願いしました。

結果とてもいい曲に仕上がって、初めて聴いたときから興奮しまくりでした。

 

カツカツの制作スケジュールで、デモ届いてからまさかの1日で歌詞を上げるという…

ん?もしかして最短?

私基本同時進行が苦手だから、これ一本に集中して先に終わらせてしまおうというのと、何より振り入れに間に合わせたくて。

でもかなり好きな曲調だったからそこそこ捗りました。

 

なんか、もっと普通に、売れてる曲っぽい一般向けな歌詞を…と思ってたんですが、

書いてる内に段々脱線して、結局性癖滲み出ちゃった感が。

 

参考曲として提出したわけではないのですが、桃井はるこさんの「IVY~アイビー~」という曲っぽいなと第一印象で感じまして。

あとは、ろまんす注意報!2曲目である「りとるもんすたぁ」にも曲調としての世界観は少し近いかなと。

なので、IVYを少しインスパイアしつつ、りとるもんすたぁのアンサーソング的な感じで書くのもいいかも。と。

(結果ちょっと脱線したけど)

近未来感。そして、やっぱり上原の特徴として、もがきながら必死に生きていく系の内容。

 

―1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくるだろう

 

そろそろ時代が移り変わるというそのとき、地球が滅亡するというノストラダムスの予言によって世界は騒がれておりました。

子供たちはそれはそれは怖がって毎日震えておりました。

 

「あぁ、私ってもう死んじゃうんだ」

 

大好きなあの曲ももう聴けない

甘いチョコレートの味に浸ることもできない

みんなと笑ったり泣いたりすることもできない

大人になれない

 

 

でもどんな形でもいい、それを乗り越えることができたら。

 

未来がどうなるかなんて誰にもわからない。

私たちは私たちの幸せを。

あなたと今を、明日を、笑いあうために。

 

みたいな、実はわりと前向きよりな歌詞だったりするんです。実は。

でも、今の10代はノストラダムス知らないらしいです。

恐怖…←

 

 

 

 

 

※「テーマ」の「歌詞」から他の歌詞にも飛べます

 

 

 

 

 

オリオンのむこう

 

作曲・編曲:ari
作詞:上原ぺこ

 

 

終電のベルが鳴る
コバルトブルーの下、立ち尽くしたまま

 

どしゃ降りの雨がやんで
蝉の声もやんで
余熱残して

 

100グラムの繋がり 画面のむこうには…
溜め息の白い染みで 浮かぶ星座を隠した

 

見上げた空の オリオンのむこう
光が私を試すように見下ろしてる
季節が変わる境界線を超えられないまま
今日も星座を探して
きっともう会えないのに もういないのに

 

かじかんだ つま先で
笑ってたあの日の火を踏み消した

 

雨の音、足りない影 脆い積木くずし
一つ一つ無くなってく ビルの隙間 風が吹く

 

同じ歩幅で 夢の中でも
二人の間に 星座を結んでほしい
坂道下るように大人になっていく私を
知らずに輝いている
天気雨 向こうはもう 晴れてるのでしょう

 

私を好きと言ったあなたを
好きだった きっとそれだけ
3番線のホームで 始発に乗れるかな

 

別々の道 片道切符で
遅れた秒針 ビルの窓映す星座
繋いだ右手 もう離そうか
抜け殻抱えて 観覧車まわりだした
きっともう会えないのに もういないのに

 

きっともう会えないけど 笑顔で「またね」

 

 

 

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ソロ22曲目。

まさかの7分超えバラードです。

難産でした。歌詞完成するまでに半年くらいかかりました。苦しみました。

自分の歌詞ってどうしても性癖を詰めたくなってしまうので、悪く言えばワンパターンで。

ワードが違うだけで、実は言ってることって結構似てるかもってテーマやフレーズがわりと多いかも…。

特に「嘘」「向日葵」かな?

 

そろそろ季節が冬、イメージカラーが青、の曲を作りたいなと思っていて。

この曲はそれに沿って書きました。あ、そういう制約もあったから余計に悩んだのかも?

 

コバルトブルー、蝉の声がやむ、オリオン、終電、辺りは絶対に入れようと決めてたワードでした。

 

冬ってどちらかというと詞が浮かびづらくて悩んだなぁ。

 

個人的に、冬よりも夏の方が情緒があると思っていて。

一般的には冬の方が寂しいとか切ない雰囲気があると思うのですが、

「楽しいことが終わる瞬間」の寂しさって計り知れなくて。

夏は明るいからこそ、それが終わってしまうときがとても切ない。

幸せと不安って、常に隣り合わせだと思うんです。

幸せは永遠には続かない。幸せには終わりがある。

夏の終わりはその象徴。

 

夏休み、太陽に反射して眩しいくらいにキラキラ光る海、急いで食べてこめかみが痛くなったブルーハワイのかき氷、

お祭りではしゃぐ子どもたちの声やお囃子の音、見様見真似で踊った盆踊り、

人がいないところを探したけど半分しか見えなくて音だけを楽しんだ花火大会、、

楽しい思い出が過ぎ去っていく。

その思い出を抱えて、大人になっていく。人は変わっていく。

 

誰かと別れて一人で帰る夏の夕暮れ時の侘しさなんかも風情があっていいですね。

くだらないことで死ぬほど笑って、騒いで、楽しかったのに、一気に静かになって、遠くの方からはお祭りの音も聴こえ始めてきて。

空はまだ、明るいのに。

 

現代ちっくに表すと、つまりエモいってことです。

 

 

 

夏の次って秋じゃんとかいうナンセンスなツッコミは絶対にやめてください?

 

 

 

 

そしてもう一つ裏話をすると。

2番Bメロ「雨の音」は、一番最後に送られてきたデモに、その後すぐ「カーン」みたいな音が入ってたんですよ。

うお、これいい!!って思って。で、それが水が落ちる音みたいに聴こえたので、詞も「雨の音」になりました。おしゃれ←

雨ってワードが3回も出てきてしつこくなっちゃったけど。

 

 

 

 

 

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