※下記内容は素人による参考程度として下さい。何か不都合あっても責任負えません。手配・作業・調整等、全ては自己責任でお願いします。
 

・LY125Fiを中古入手した時点で、前オーナーにてフロント側は16Tに交換されていた。ただ走行していていまいち速度が出ないのが気になり、フロントを17Tに交換。 特にフレーム部にあたることもなく、チェーンもそのままで交換できた。先にアジャスターに油性ペンでマーカーしてから、リアタイヤを数mm前方にズラしスプロケを交換し、左右同じ移動で固定した。

・フロント側を16T→17T変更→チェーンのゆとりが無い→リアタイヤを数ミリ前方→チェーンにゆとりが生じる→アジャスターボルトがその分後方。 写真のボルト位置でもチェーン張り過ぎと後日判明。チェーンに適度なゆとりを持たせるなら、ボルト位置は写真より更に後方になる。いずれにせよフロント17T、リア38Tは追加部材必要なく調整で対応可能と分かった。

 

・フロントを17Tにしてしばらく走行するが、まだもう少し頑張って欲しい、と感じてしまった。60km/hちょうどで5000回転ちょうどぐらい。4500回転を超えると車体がビリビリと振動し「とっても頑張っている感」あり。後方の車がどんどん追い抜いてゆく。あまりスピードを出さないスタイルだが、心配なく普通の気分で60km/h走行して欲しい。となると、できることはリア側の交換となる。

・リア側の変更はタイヤを外すため簡単に作業できない。しかも素人で、今までそんな作業をしたこともない。そもそもあまり情報が無い車種でどれを手配したら良いかもわからない。色々調べた結果、↓こちらの情報にとても感謝してます。


・上記記事では「お勧めされていない」が、色々考えた結果、半端なことをしても、まだ不満になりそうなのは明らか。リアを思い切って最小径の31Tに決心する。 いざとなればフロント側を16Tや15Tに戻せば良いと割り切る。(そんな考え方が素人なのかもですが)

・JTR838.33は他の国産バイク用として一部出品されていたが、JTR838.31はいくら探しても販売元・出品元が見つからない。 海外まで検索を広げてなんとか見つける。 日本円で、本体が1500円程度、送料が3000円以上。+税やクレジット手数料で、予算5000円と見積もる。 返品可とあるが送料の方が高く、送料は返金対象外。返品時の送料も自分持ちなので、もし違うものが送付されても泣き寝入りの覚悟。 記載内容は「JTR838.31」とあり、掲載図が異なる(そうゆうのやめて欲しいのだが)という一抹の不安はあるが、レビューみて比較的高評価だったので、「最悪、5000円捨てる覚悟はあるか?」自分に確認してから手配する。

・当日中発送と書いてあったが、支払い完了し2日経過しても発送済ステータスにならない。一抹の不安が現実になるかと半分諦めながら、「〇日に支払いは完了した。いつ発送するか? 確認してもらえると嬉しい。」と英語メッセージを投稿する。 しばらくすると発送完了の通知と共にメッセージの返信も来た。 海外調達あるある。気になったら相手に伝えること。

・イギリスからの発送。2週間ぐらいかかるだろう、と思ったらぴったり1週間後にポストに入っていた。さすが送料が高いだけあって早い。騙される覚悟で開封する。ラベル等を見ると欲しかったものと一致している様子。




・さて肝心なのは作業。リアタイヤの外し方を、色々書き込みを見て頭に入れてから作業する。 センタースタンドがとても助かる。 タイヤの下に新聞紙をひたすら詰め込んでアスクルシャフトを抜き差しし易くする。リアタイヤはリアブレーキ関連もあるので慎重に。アスクルシャフトを抜くと、別の金具が落ちる。何これ? どこに付いてた? 向きはどっち? と焦る。 初めてだし、1人だし、この車種の手順そのものは無いし、作業中で色々苦労する。

・1人作業だと腕2本で、真面目に全部取り外すなどできず、プロントスプロケを外し、チェーンにウエスを噛ませて落ちないようにし、リアスプロケをある程度脱着できる位置までタイヤを移動したら、体を使ってタイヤを支え、そのまま静かに新しいリアスプロケをチェーンに噛ませて挿入し、同時に現在のリアスプロケを抜き、スプロケにボルト1本だけ手回しで入れて、リアタイヤを押し戻す。という1人2本の腕でこれが限界という一連作業をシミュレーションをする。なので両リアスプロケットを比較できるのは、この一瞬しかなく、無理やり撮影した。中心ズレているが、大体の大きさの差が分かる。自転車で例えるなら1.5段ぐらい上がる感覚か。


・もし手配したリアスプロケの取り付け穴径・位置がわずかでも合わなければ全て失敗に終わる。が、ぴったりだった。調べて投稿いただいた方に感謝しかない。


・リアスプロケ38T→31Tにより径が小さくなった、つまりフロント16T→17Tとは逆に、チェーンがゆるゆるになるので、リアタイヤをかなり後方にズラす必要がある。最悪チェーンを詰める覚悟でチェーンカッターも手配済。

・リアタイヤを思いっきり後方に引っ張ったが、まだチェーンが緩い気がして、もっと引っ張るがもう動かない。どうやらシャーシの長孔末端に達したらしい。作業前はアジャスターの末端近くにあったナットが一番前へ移動する。極端。

・リアスプロケの4本のボルトの締め付けトルクが分からない。まずは自分の手の感覚でしっかり目に締める。色々書き込みを見て、とりあえず30N・mとする。自分の感覚プラスわずかに増し締め程度で30N・mに達した。これぐらいにしておく。あまり調子に乗って締めるとボルトをもぎってしまう。そうなると二度と取り外せなくなり最悪だ。増し締めはいつでもできる。

・アスクルシャフトのトルクも分からないが、自分のトルクレンチの最大が60N・m。まずはここまでは回してみる。最後はロングスピナーで増し締め。初めて緩めた時、めちゃくちゃ固かったワケでもない。その感覚を自分で覚えているので、その逆に。車のタイヤ交換でも「ホルト締めすぎ禁物」と良く言われており、その感覚で。増し締めはいつでもできる。

・こうゆう「外した時の手の感覚を覚える」と言う意味でインパクトレンチを手配せず、ロングスピナーとした。素人だがこの感性は間違っていなかったと思う。

・フロント側を17Tにした時は、自転車チェーンの感覚で、思いっきり後ろに引っ張ってしまったが、バイクのチェーンはあまりパツパツは良くないらしいと後日学習した。リア側31Tで最も後ろに引っ張った状態で、振れ幅は規定の30mmちょうどだった。おかげでチェーンを詰める必要もないが、それはフロントが17Tだからゆえ。もしフロントが15Tだと違う結果かもしれない。


・これでフロント17T、リア31Tが完成。 二次減速比が最小なので、実際走る時には、パワーが足りない、クラッチつないだらエンスト、などのトラブル覚悟も想定しておく。何かあったら38Tに戻す必要もある。素人だし何がモレているか分からない。念のためリアブレーキの適正な遊びと効きを確認し、リアタイヤを手で回したらくるくる滑らかに回ること(何か引っかかりが無いこと)を確認した。

・テスト走行するのも怖くてしばらく放置。その怖さが安全に必要と勝手に言い聞かせる。ある日ハラハラしながら走りだす。2速・3速でもまぁまぁ走る。が「ものすごく極端に変わった」という感じもしない。その意味でやや肩透かしでもあるが、別の意味でだからこそ安全とも言える。一番心配したのは5速でのパワー不足。しかし、いつも走る上り坂も、登坂中徐々にスピードが落ちることもなく5速で登れた。5速で60km/hが4000回転、70km/hが4750回転。5000回転まで上げると78km/hぐらい出る。自分としてはこれが普通の感覚。 後ろの車にイライラさせないで済む。以前より3速・4速の出番もある感じ。 いずれにせよ二次減速比をこれ以下にするスプロケ組み合わせは無い。

・30kmぐらいテスト走行してみた。気になる抵抗感も異音も感じられないが、なんせ素人。バイクメンテ経験ゼロだし詳しい知り合いが近所にいるワケでもない。全ては参考情報を見て自力。油断は禁物。安全の第一歩は調子に乗らないこと。今後も時々、ボルトが緩んでいないか確認しようと思う。 

・しばらくハラハラしながら乗り続けて、気になることが生じたら、また考えることにする。色んな方々の投稿内容を参考にした今回のチャレンジが、また誰かの新たな参考になれば幸い。