母(はは)はあはははと笑う

母(はは)はあはははと笑う

owndでブログ公開しています。
https://tiku-kaku.amebaownd.com/
ライターとしての毎日を綴りつつ、日常や子育てについての記事もあり。人間笑ってりゃ幸せってもんです

※久しぶりに、

ライターのことを人前で話したような気がする…

例年養成講座があったおかげで

人と会って話す機会は多かったのですが、

最近あんまり話してなかったな…

でも、ほかのことはともかく

ライターのあれこれは語りだすと止まらん。

という私の特性を振り返る話。


「自分の働き方を語る」というご依頼を受けて

こちらのブログでも

何度か紹介していますが、


久しぶりに訓練校の先生から

招集メール(語弊がある)

もとい

配慮いきとどいたメールをいただき、

久しぶりに職業訓練校へ

お邪魔しました。


今まさに、修了制作の途中とのことで

物書き目線から

サイトの構成やら

自分のバックグラウンドやら

紆余曲折まで

完全垂れ流しの2時間でした。


純度100パーセントの

地方ライター経験談。

17年目に突入したライター業も、

ライフシーンが変わるなかで

その働き方、取り組み方は

刻々と変化していますし、


そのすべてをお伝えするのは

2時間じゃ到底足りませんが

かいつまんで今回も

聞かれたことはすべて答える

いつものスタンスは変わらずで。


フリーランスって楽じゃないのよ、実は。

これからスキルを活かして

Webの現場で働きたい!と

目を輝かせている方々に向けて


「大変ですぜ」

「ブラック社畜並みに働いています」

というのは毎度忍びないですが、


フリーランスに片足突っ込む時には

絶対に意識しておいたほうがいい。

…と思い、

心を鬼にして現実をお伝えします。


サラリーマンならば

会社の取り組みとして

「社員のスキルミスマッチ解消」やら

「人手不足解消のため」とか

施された環境に飛び込む側として

入口から配慮があるのが

最近では当たり前(になりつつある)。


でも、フリーランスって

思っていた仕事と違っても

その案件が自分以外の人でも


外注した案件が

滞りなく完了することが基準なので、

仕事が振られた時点で

完了を目指して走りぬける責務は

請けた自分側にあるわけよね。


だから

仕事の選び方も

単価設定も

連絡の取り方も


すべてにおいて

相手と自分が納得いくように

折り合いをつけていかなきゃならない。


どちらかが

「こんなはずじゃなかった」と

失敗認定すれば、

その後の関係性にも響く。

もちろん、

初めまして!の方と仕事をする際、

連絡やすり合わせするべき

お互いに想定しているポイントが

若干ずれていたり、

足りなかったりして


不調和な空気になることも

正直よくあります。


ただ、その時に

自分が「してもらう」気持ちでいると

相手は絶対に

自分に対して拒否反応を示すし

印象が良くなることはない。


だからこそ、

先延ばしにしない。

相手側に立って仕事を進める。

自分が先に「してあげる」行動を示す。

マイナス要素は即伝える。


これを確実にできているとは

到底言えませんが、

可能な限り「やる」つもりで

常に努力目標として意識しています。


結局は

社会人として求められることと

そうそう変わらないのですが、


1人で仕事をしていると

日常に追われ、かまけて

怠け甘え心がチラチラした時、

やるやらない の判断すら

自分にかかってくるし


判断の末の結果も

すべて自分に還ってくるんですよね。


フリーランスといえば

自分のペースで

自由に仕事ができる。


事実そうなのですが、

それで人ひとり食っていけるかって

ここはまた別問題ですからね。


生きるために働く

それがフリーランス1本でならば

相当な覚悟が要ります。


今が順調でも、

1年、3年、5年、10年後に

どうなっているかなんて

それすら自分次第。

社会的バックアップも

サラリーマンほど充実していない。

中長期的に自分の将来を考え、

常に行動しなければならない。

これがフリーのシビアな現実だと

毎日のように思っています。


フリーランスで頑張りたい

独立してやっていきたい

そう思うならば

具体的に「食っていける」自分の姿を

想像できるかが判断の材料でしょう。


私はそこで

フリーランス1本はしんどい!

と思ったから


報酬がまとまって入金されても

案件依頼が次々舞い込んできても

浮足立てないから


堅実に収入を担保できるように

兼業ライターを辞めずにいます。


訓練生の感想を読んで

今回も、

お世話になっている訓練校の先生から

講話を聞いて感じた感想を

まとめてご報告いただきました。


私の経験をふまえながら

偉そうに話した時間から

皆さんそれぞれに謙虚なお気持ちで

何かしらを感じていただけたようで。


有意義な時間だったと

皆さんが一様に感じられたかは

わかりませんが、


経験している者の話から

自分ごととして

なにか1つでも、ヒントにでも

なるような話ができたなら

私としては十分です。


こんな人もいるよー、って

一意見として聞いてもらって

そこから

今まで気にならなかったことを

意識するようになったり、

やってみようと思ったり、


そんなきっかけが

生まれたらいいな、と

毎回思いながらお話しています。


フリーランス志望の方

Web・情報系へ就職予定の方

どこかしらで今度は

お仕事パートナーとして

お会いできるのを

楽しみにしています。


その時は

「訓練校であんたの話聞いたで」と

一言お声かけくださると

竹林、非常に喜びます。