生きるのは面倒くさい。
今週から、小児科と透析のジョブトレーニングを始めた。
本当は、全部署でワークプランを立てるっていうのが今のミッションなんだけど、
50を超える部署を調整しているうちに、一日があっとゆう間に過ぎる。そのうち私の10か月も終わってしまうなあ、と思ってから、一旦そのミッションは置いて、一グループずつのアプローチに変えることにした。
やる気のある部署は自分から「こうしてほしい」とオーダーをくれるようになったから、それをフォローしながら、やっっと!!!本気で入れたかった小児科・透析・ICUに手をだした。
事の始まりは去年の9月頃。
小児科のラウンドで当たった急変。
その時に救急カートがぐちゃぐちゃで、必要物品をすぐに取り出せない場面を目の当たりにして。ここには絶対いれねばと。
同じようなことが、透析・ICU・産科・救急センター、NBUで絶対起きてる。
5Sなんてケニアンの、どれだけ時間がかかっても見つかればいいか~。的な考えから言うと、絶対いるものではないのかもしれないのだけど。
こと命がかかる場面になると、、それは違う!と私は思う。
1秒、10秒の違いで救われない命があるなら、その原因の一端が、物品の場所がわからない、や、消毒されていない、や、すぐに取り出せない、にあるなら、
絶対やるべき。
そのチャンスがやっと来た。
本来なら、もっと早く、あの場面を目の当たりにした瞬間に自分でやってしまえばよかったのかもしれない。と葛藤した。
私がラウンドを終えて、見に行かなかった半年に、同じ場面が起こっていたらと想像すると辛い。
でも、結果的には、その時にしなかった。できなかった。
私がやるのは簡単だけど、
意味を分かってもらってなくてやる事に意味を見いだせなかったから。
スタッフが気づく、ということに重点を置いてしまった。今考えると正解かは分からないけど、私はそう選択した。
そして今。トレーニングをうけて、
自分達でチェックリストをして、チャレンジを見出して、
問題点に気づいて、必要なことにも気づいてくれた今。
「ここが問題。救急の場面で、ここの5Sは絶対に必要。」と、ナースの口から出た。
実践する時がきた。ただの整理整頓、じゃなくて、「患者のために5Sする」ことの意味を伝えるチャンス。
前までは、ずっと、ケニア人は、「面倒くさい」ことはやってくれないのが普通だと思っていた。だから、その「面倒くさい」ことを選んでもらうのは本当に大変だと思っていた。2年しかいない私には無理なんじゃいかな~くらいに考えていた。
でも、その「面倒くさい」を「面倒くさい」ままにしていたら、いつまでたっても変わらない。
変える事はとてつもなく労力がいる。無駄なこともいっぱいある。意味ないなって思うことも山ほどある。
でも、その「面倒くさい」を変える「面倒くさい」をやるために、ここに来たのに、
なぜその工程を省略しようとしているのか、私は。
”生きることは面倒くさいんです。でも、それをやめてしまったら限りなく死に近づくんじゃないでしょうか”って、逃げ恥のツザキさんも言ってたじゃないか。
患者さんの命がかかる場面で、本気にならない医療者はいない。たとえ面倒くさくても、動いてくれるはずだ、ケニア人は。現に、少しずつ動いてくれるスタッフがいる。
それすらも期待できないって考えるのは、ケニア人を舐め過ぎだ。
動いてもらえない部分があるのは、私の熱意が足りないだけ。
とことん、面倒くさいをやろう。
喝をくれた先輩隊員に感謝。
最近ケニア食食べてないなあ
フィードバックが終わってからどうもやる気がでない。
原因はわかっている。
先週に29部署のチェックリストを集めた時点で、フィードバックを開いた。
51部署あるから、そのうちの約6割。
期限は1週間にしたけど、6割で1カ月半かかった。
ケニア人からはこれはかなり集めたほうだよと褒められたけど納得できない。
みんな同じ条件で働きながら頑張ってくれるんだから、
たとえ長期休暇だろうが、協力メンバーが少なかろうが、
できるところまではやって欲しかった、というのが本音。
そしてフィードバックを開けば、約束の時間にはこない、途中までお金の話に終始。その気持ちも分からなくないからしんどい。
「頑張ってくれてるから」「ちょっとは変わってくれてるから」と
いい事を探しながらやってきてても、時々思う。
どこまで妥協すればいいんだろう、って。
本気で変化を望まない人たちに、何を求めているんだろう。
考え始めたらきりがない。
さて、ワークプランをたてる発破をかけなくては。
久しぶりにチャパティを食べた日。
昨日無事?に視察を終えた。
無事…ではなかったか笑
朝から何度も流動的な予定に振り回され、
そうじゃないのになあ~と思いながら従った。
上がこうだ、と言ったらそうなのはどこの社会も一緒か。
ボランティアだけど私の組織の一部。理不尽に思っても仕方ないと飲み込むことが最近は多くなった気がする。
そんなことが溜まり、
なんとなく沈んだ気持ちでカウンターパートと話した帰り道。
心を通わせれば、あなたの考えも伝わるよ。
と言ってもらった。
たまには言いことを言う、そして分かりやすく気を遣ってくれる彼。
そうゆう同僚がそばにいるだけでもかなり恵まれているんだと思う。
気を取り直してできることを頑張ろう。
