めかさんの妹です。姉は11/14 朝7時半に息を引き取りました。
あまりキツイとか、ツラいとか、言わない性格だった姉ですが、ここ最近ではつっこんできくと本音をいってくれてました。
とても苦しく得体の知れない病状に何度も心折れて諦めては立ち上がりでも日々の苦しさにまた諦めるような状況でした。一所懸命に全力で呼吸をしている姿がそこにありました。
13日夜遅く病院から電話があり、
血圧が下がっているのであげるお薬をうちます。
と連絡が入りました。心配になり一時間後にこちらから病院に電話して状況を尋ねると落ち着いているとのお返事でしたが気になって仕方なかったので、病院近くまで行って車で待機しようかと思いました。なぜなら病院まで一時間半はかかるので万が一の場合すぐに駆けつけれないという不安があったからです。
そう思ったのですが、先ほどの電話で少し安心してしまった私はその日もいつも通り自分のベッドで寝ました、明日は朝から行こうと思って。
どのくらい眠ったのか、枕元に置いていた電話がなりました。慌ててとりました。病院からでした。
昨晩から血圧をあげるお薬を入れているがあまり上がってこない。こちらにこられませんか?
という内容でした。6:22分でした。
顔も洗わずに向かいました。
病室に到着し、姉をみるとまだ酸素マスクをしていました。ここ数日見たことのない穏やかな酸素マスク越しの姉の顔、…側には先生と看護師さんがおられて雰囲気的にどんな状況かわかりましたが分かりたくない自分もそこにいました。
先生に尋ねました。
息してますか?
と…
何か答えてくださったのですが覚えていません。というか、ききたくなかったという気持ちが先生の言葉を遮断してしまったのかと思うくらい。
布団の中の手を出して握るとまだ温かく柔らかいんです。先生にききました。
いつ息しなくなったんですか?と。
30分くらい前かな… と。
あー、間に合わなかったんだ…
一人でいってしまった…
昨日から病院近くで待機していれば会えたのに…
と、心の中で昨晩の選択を悔やみました。
先生にたずねました。
最期は、最期はどうだったんですか?苦しんでなかったですか?きつそうやなかったですか?
と。先生は静かに
苦しんでなかったよ。穏やかに息してたよ。はーはーぜーぜーいつも言ってたけど静かに呼吸してた。
と。絶対嘘やろ‼️とも思ったけど先生の安心させてあげようという気持ちもわかったし看護師の皆さんも全身全霊で看護してくれてたことを思い出したりして苦しがってなかったという言葉を飲み込みました。そうでもしない限り、辛すぎる。
その後も死に際に会えなかった、見送ってあげれなかったという後悔の念にかられながら残された病院葬儀業務を進めて今に至ります。
穏やかな寝顔の姉をみるのは初めてじゃないかなーと思うほど安らかに私の側で眠っています。明日の朝何も無かったかのようにおはよう!と言いながら普通に起きて普通に朝を迎えるような寝顔で静かに横たわっています。
このブログを読んでくださる皆様、本当に今まで姉をささえて、応援して、力になってくれてありがとうございます。心からお礼をいいたいとおもいます。そして、きっと姉は私の何倍もみなさまに感謝しています。長々と読んでいただきまた、生前姉を支えて下さった方々本当にありがとうございます。姉は最後の最期まで慈悲深い愛情につつまれて充実した人生を送れたとおもいます✨