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引き続き、ベスト5の発表!


第5位 儚い羊たちの祝宴  米澤穂信

古典部シリーズで人気の米澤穂信の短篇ミステリー小説集。
短編はあまり好きではないけれど、このなかの「玉野五十鈴の誉れ」を読んで、脳天を 突き抜けるような衝撃を受け、第5位にランクイン!


帯に添えられた「味わえ、絶対零度の恐怖を。
ラスト一行で世界が反転」のキャッチコピー は嘘ではなかった。
まさに大どんでん返しこそ、ミステリーの華。


これまで読んだ短編ミステリー小説のなかでは、群を抜いて一番の傑作だった。
物語の筋ばかりでなく、人間関係の織りなすきめ細かな心理描写も、印象的だった。
ただし、「玉野五十鈴の誉れ」以外は、凡作。



第4位 天地明察  沖方丁

囲碁の家元である安井算哲の家系に産まれながらも、日本最初の暦を作るという壮大な難事業に挑んだ渋川春美の物語。
久々に骨太の時代小説を読んだ満足感に充たされた。


囲碁と数学・天文学の織りなす 世界観は、たまらない魅力に満ちており、作中に出てきた証明問題についつい真剣に取り組んでしまった。


ほんわかした夫婦愛が、長く余韻となって残った名作。





第3位 中原の虹  浅田次郎

「蒼穹の昴」の続編。
清朝末期、馬賊を率いて革命を為さんとする張作霖を中心に展開する壮大な歴史絵巻。


清朝を起こした愛新覚羅の物語も同時進行で進められる。
どちらかといえば愛新覚羅の人生の方が、ドラマチックで惹かれるものがあった。


張作霖も愛新覚羅も、目指したものはただひとつ。
民の平安。
その正義を実現するためには、少数の犠牲を良しとする。
そうした大義名分を巡って、さまざまな人物がそれぞれの物語を織りなし、いつもながらの浅田次郎節に、思わず涙腺をゆるめてしまった。


ただし、続編を匂わせる中途半端なラストはいまいち。
しかも続編の「マンチュリアンリポート」は、まったく期待はずれだった。
商業ベースに載せられて、やたら長引かせようとする姿勢は疑問。



第2位 猫を抱いて象と泳ぐ  小川 洋子

伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの物語。
リトル・アリョーヒンは、常に詩を紡ぐように棋譜を残す。


盤上に奏でられるハーモニー にのせて、純粋すぎるがゆえに傷つき、生きることに不器用なリトル・アリョーヒンの世界が、小川洋子ならではの静かなタッチで抒情深く描かれていく。


美しい物語とは、まさにこ のような小説を指すのだと思う。
一度読めば、いつまでも心のどこかに余韻が漂う名作。




第1位 新世界より 貴志祐介

貴志祐介の最高傑作であることは間違いないだろう。


今から一千年後の日本、人は呪力を手に入れ、戦争や人殺しのない理想社会で生を謳歌していた。
しかし、理想社会を実現するために、子どもたちは徹底的に管理され、なかには忽然と姿を消す子どもたちもいた。
理想社会が隠していた恐る べき真実とは・・・。


圧倒的かつ個性的な世界観は、比類なく秀逸。
エンターテイナー小説としての面白さはずば抜けており、いつまでも読み続け ていたい小説だった。


ラストのページが近づくのが、これほど悲しかった小説ははじめて。
最後に用意された大どんでん返しにより、作品のなかで 巧みに誘導された価値観がすべてひっくり返る。


自分の立ち位置が変わることで、それまで培ってきた思いも逆転する。
その驚天動地の一言の演出も見事で、深い感動に充たされる。
何度も繰り返し読みたい希有な一冊。


ということで、2012年に読んだ本・ベスト10の発表でした!^^
いやぁ、読書ってほんとうにいいものですね!


この記事は、2012年の年末に、仲間の間で交わしているメーリングリストに投稿したものです。
2012年に読んだ本を、無理やりランク付けしてみました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


かなり悩んだけど、無理やりベスト10を決めたから発表するのだ!^^
まずは、惜しくも選から漏れた次点3冊から!


次点 ダークゾーン 貴志祐介

主人公は奨励会三段リーグを戦っている奨励会員。
奨励会での生々しい駆け引きや将棋に冠する考察も散りばめられていて、はまりましたねぇ。
ジャン ルはSF。


異世界に放り込まれ、自らが将棋の駒のように戦うというお話。
戦略的な駆け引きは面白かったのだけど、ダークゾーンとはなんだったの か? という謎解きが、なにやら不明ですっきりしない。


1997年日本ホラー小説大賞、2005年日本推理作家協会賞長編賞、2008年日本SF大賞、2010年第1回山田風太郎賞と、各賞をとった作品だけど、貴志祐介の作品のなかでは、残念ながら失敗作だと思う。


それでも最後に漂う忸怩たる恋愛感情はさすが!
なんともいえない余韻を残した小説ではある。


次点 天使と悪魔 ダン・ブラウン

図象学者ラングドンシリーズの第一作目。
キリスト教会に対抗するために、ガリレオが創設した科学者たちの集団イルミナティが現代に蘇り、さまざま な謎を解いていく物語。
映画化もされているね。


ダン・ブラウンの小説はどれも、理屈抜きに面白い!
歴史が好きだと、さらに輪をかけてはまる!







悪の経典  貴志祐介

悪の教典/貴志 祐介
¥1,785
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学園内で起きるバトル・ロワイアルそのまんま。
これほど読後感が悪い作品は滅多にない。
生徒に慕われていた高校教師が、生徒を次々と虐殺していく という目も当てられないシーンが続く。

二度と読み返したくない作品だけど、そう思わせるだけの筆力があることはたしか。


人間の狂気を、これだけ淡々と描いたサイコホラーを知らない。
分厚い小説だけど、読みはじめたら一気にラストまで読める。
読み終わるまでは、ページを繰る指が止まらない。



それでは、ベスト10発表! まずは10位から。


第10位 コフィンダンサー  ジェフリー・ディーヴァ

四肢麻痺という重い障害をもつ科学捜査官リンカーン・ライムシリーズの一作。
最先端の科学捜査を駆使して、犯人を追い詰めていくミステリー小説。


本作は正体不明の殺し屋「コフィンダンサー」とライムの対決を軸に、物語が展開していく。
コフィンダンサーとは誰なのか、最後まで謎が解けない巧みな展開に、時間を忘れて読みふけった。


ミステリーならではの大どんでん返しが待っていることは、このシリーズのお約束!



第9位  われ敗れたり―コンピュータ棋戦のすべてを語る  米長 邦雄

2012年はコンピュータ将棋とプロ棋士の対決が、話題を呼んだ1年だったよね。
元トップ棋士の米長さんが見事に負けたことは、衝撃的だった。


ある意味、日本中に恥をさらすことになってしまった、その悔しい敗戦を振り返りながら、いつもながらの米長節が全開!
米長さんって人は、男の美学をもっている人だなぁと改めて 思った。






第8位 時生  東野圭吾

東野圭吾だけどミステリーではなく、タイムスリップを描いたSF小説。

不治の病に冒され死期が迫った息子を前に、父親が語る不思議な物語。


タイム スリップものとしては、よくあるテーマで、話の流れも想像できてしまうのだけど、そんなことは関係なく、最後はぐっとこみ上げてくるものを抑えら れなかった。
深い感動に充たされた作品。




第7位 サラの柔らかな香車  橋本 長道

元奨励会の人が書き、すばる新人賞を受賞した将棋小説。
伝説の真剣師小池重明の隠し子が、将棋界に復讐をするという着想から書かれたとのこと。


金髪碧眼の美少女サラを中心に、才能とはなにかを、ひたすら問い続ける。夢を叶えたければ努力するのは当たり前のこと。

もうここまでが限界と血反吐 を吐くほど努力を重ねても、そこで終わってしまえば只の人。
そこから、もうひとふんばりして、さらに努力を重ねた者だけが残る勝負の世界。


それで も最後に残るのは・・・。
才能とは残酷なものだとも思う。


第6位 ダ・ヴィンチ・コード  ダン・ブラウン

映画化もされた有名なミステリー。
ルーブル美術館で起きた殺人事件を契機に、ダ・ヴィンチが絵に込めた暗号を巡り、壮大な歴史の謎を解いていく物語。
そこにはキリスト教最大のタブーが隠されていた!


ダン・ブラウンを読んでいると、昔シドニィ・シェルダンに夢中になっていた頃を思い出す。
あのときと同じ匂いがする作家だと思う。
そういえば最近、キリストに妻がいたという証拠が見つかったの、それは偽物だのと、話題になっているね。

これは悩ましいぞ、「究極の選択」!

イメージ写真とともに、10個の究極の選択が紹介されているよ!


紹介ついでに、自分でも軽く選択してみるね。


1.空飛ぶ超能力 vs 心を読む超能力


心を読めたら便利だけれど、空を自由に飛び回れるってのも魅力的だよね。


でも人の心なんか読めても、逆に傷つくことが多くなりそうな気もするよね。


だったら、空を飛ぶほうがいいかなぁ。


いつでも日本に帰れそうだしね(笑)


2.かわいいゲーマーの彼女 vs 500万円の現金


かわいい彼女はいいけれど、ゲーマーってことはゲームが上手いんだよね?


あ、ダメだ!


負けず嫌いだから、どんなゲームやっても負かされるなんて状況には耐えられないもの!


てことで、ここは素直に現金をいただいときます!


3.あらゆる楽器の達人になれる vs あらゆるスポーツの達人になれる


これは迷うことなく、楽器!


スポーツよりも、音楽の方が好きですからねぇ。


4.iPhone vs Android


究極の選択にしては、ちと平凡だよね。


アップルの製品にはなにかとお世話になっているから、iPhone!


それに海外だとAndroidの完璧な日本語版が手に入らないからねぇ。


5.ひとりで乗る最高級の新車 vs 美女と乗るオンボロカー


最高級の新車ってことは、ランボルギーニとかフェラーリとかスーパーカーってことだよね?


う~ん、別にはじめは一人で乗っていたとしても、ランボルギーニなら、いくらでもナンパできるよね。


だから当然、「ひとりで乗る最高級の新車」に軍配が上がるなぁ。


6.お金を好きなだけ使える vs 時間を好きなだけ使える


おお、これは良問だよね。


お金が好きなだけ使えるなら、豪邸もスーパーカーも買えるし、絶世の美女だって買え・・・それは買えません、たぶん!


でも、時間が好きなだけ使えるってことは、使い方次第でいろんなことができそうだよね。


図書館の本を片っ端から読むこともできるし、映画だって何本でも好きだけ見られちゃう。


時間さえ無尽蔵に使えるなら、勉強をすることで、どんなに難しい資格試験だって、合格できちゃうだろうなぁ。


悩むけれど、時間の方が楽しそう!


7.ニンジャ vs 海賊


ん? 自分がなるってこと?


どっちもなりたくないけど、海賊は船酔いしそうだから、とりあえず忍者ってことで!


8.200年前に時間旅行 vs 200年後に時間旅行


200年前といったら、もうすぐ浦和にペルーの黒船が着く頃かぁ。


新選組と幕末の志士たちが活躍する時代のちょっと前だから、いまいち退屈かもね。


未来を覗いておこうかな。


9.ハリーポッターの世界で暮らす vs ロード・オブ・ザ・リングの世界で暮らす


ロード・オブ・ザ・リングだと、どこの民族やねん、てのが問題だよね。


ヨーダ仙人みたいな種族だったら、絶対嫌だしなぁ。


ロード・オブ・ザ・リングだと、あちこちで戦争に巻き込まれそうだから、平和主義の私としては、ハリーポッターの世界のほうが居心地がよさそうですな。


10.動物と話せる能力 vs 世界中の言語が話せる能力


人か動物かってことになれば、やっぱり人の方が便利かなぁ。


世界中の言語が操れるなら、仕事にあぶれることもなさそうだしね。


どうでしたか?


悩ましい選択と、サクッと応えられる選択があるよね。


個人的には「究極の選択」といったら、ハーバード大学のサンデル教授の講義のほうが、適切であるように感じるよ。


サンデル教授の「究極の選択」については、また機会があれば紹介するね!


「神業」8人の吹奏楽部に、感動の声やまず!


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いまネット上で話題になっている動画だよ。


島根県にある生徒数100人ほどの小さな学校の吹奏楽部員は、たったの8人。


8人で吹奏楽の演奏なんてできるわけない! と、思っちゃうんだけど、あにはからんや!


部員が少ないなら、一人がたくさんの楽器を掛け持ちで演奏しちゃえばいいじゃん、という逆転の発想を、見事に実現しちゃいました!


ひとつの楽器をマスターするだけでも、めっちゃ大変やんと思うんやけど、次から次に楽器を持ち替えては、鮮やかに演奏していく姿は、まさに神業!


しかも演奏の技術が、かなり高い!


それもそのはずで、実はこの中学、島根県下では5年連続中国大会に駒を進めている名門校なんだってさ。


たった8人の吹奏楽部でも、中国大会に進出して優秀賞をとったとか!


う~ん、これはすごい!


大多数で演奏するのが吹奏楽の醍醐味なんだろうけれど、少ない人数でも工夫を凝らして、感動を呼ぶ演奏ができるってのは素晴らしいよね。


人数制限の関係で、全国大会には残念ながら進めなかったみたいだけど、もうちょい粋な計らいがあってもいいのにねぇ。


感動の動画を、ご覧あれ!



マスオさんの伝説の秘技「バック転ホットケーキ焼き」が熱い!

11月24日のサザエさんの放送中に、ついにマスオさんの伝説の特技が3年ぶりに披露されたとかで、ネットで話題になっているよ!


私は今、海外在住だから今回の放送も3年前の放送も見てないんだけど、なんでもホットケーキを空中に放った瞬間に、マスオさん自身も空中に躍り出て宙返りをするという華麗な技みたいだね。


マスオさんってサザエさんのなかでは、かなり地味なキャラクターなんだけど、実は意外な特技をいろいろともっているらしいよ。


運動神経が抜群で、宙返りもお手の物なんだけど、まんじゅうの中身を見ただけで当てたり、プレゼントがあると箱を振っただけで中身を当てるというから、案外千里眼の持ち主なのかもしれないね。


ネット上では、伝説の「バック転ホットケーキ焼き」が見られたと、ネットの住民達が狂喜乱舞しているようだけど、サザエさんのなかでは、カツオ君もワカメちゃんもタラちゃんも、たいしてびっくりするわけでもなく、淡々と笑顔で拍手するのみという反応だったとか!


子どもたちにとっては、日常茶飯事の見慣れた光景なのかなぁ!


中国で結婚式に鳩百羽を使ったところ、鳩全滅! その理由は・・・

中国で思い出深い結婚式の写真を撮ろうと、あるカップルが白い鳩100羽を使い、水辺で撮影を行ったそうだよ。



ふむふむ、新郎新婦のすぐそばで、鳩が一斉に飛び立つ写真は、たしかに一生の思い出にふさわしいよね。


鳩たちも新郎新婦のために最高のステージを用意することができて、きっと満足しているよね。


ところが・・・。


悲劇は、無事に写真を撮り終え、鳩たちを逃がそうと野に放った直後に訪れたぁ!


それまで新郎新婦達を取り巻いて祝福を送っていた地元の人たちが、一斉に鳩の群れに襲いかかったんだってさ!?


リンク先には、住民たちが鳩を追いかけては捕まえる生々しい画像が掲載されているんだけど、どことなくユーモラスだよね。

なぜ、住民たちが突然ハトに牙を剥いたのか、その理由は、「食べるため」なんやて。



中国では食用ハトは高級品で、なかなか手が届かないんだってさ。



それが目の前に百羽もいたわけだから、そりゃ必死に捕まえたくなる気持ちもわからなくもないけれど・・・、う~ん、複雑な心境だよね。


まぁ食文化の違いは国や民族によって異なるから、ハトを食べない私たちの感覚から見ておかしいと思えても、中国ではごく普通のことなのかもしれないね。


ハトはあっという間に全滅したそうだけど、住民たちが網などを使わずに素手で捕まえている姿には、ちょっと違和感を覚えるんだよね。


ハトはどうして空に舞い上がって逃げなかったんだろう!


素手で追いかけてくるだけなのだから、空に逃げちゃえば捕まるはずもないのに!


飛べない豚はタダの豚だけど、飛べないハトはタダのハト・・・とも呼べないやんか!


撮影のために飛べなくされていたとしたら、そっちの方が残酷な気もするけどね。


う~ん、どうなんやろ! ちょっと不思議!

餌を横取りするアライグマに呆然とする猫たち

Youtubeで話題の動画なんだけど、何度見ても笑えるんだよね。


3匹のネコたちが仲良く餌を食べているところに、アライグマが登場!


ネコを無視して、餌を食べはじめるよ。


ネコが突然の乱入者に、目を丸くしているかのような仕草を見せるのが、なんともユーモラス。


そしてアライグマは、その習性ゆえに、キャットフードを手にとっては隣りに置いてある水のなかで、じゃぶじゃぶと洗って食べるんだよね。


それを不思議そうに見守るネコたち。


やがて自分たちの餌が横取りされていることに気がついたのか、ネコがアライグマをちょっとだけ威嚇すると、アライグマは逃げていくのだけど、そう~とまた戻ってきます。


そのときのアライグマの視線に注目!


餌なんかとるつもりないよと、あらぬ方向を見ながら近づくと、さっと餌を奪い、両手に抱えてすたこらさっさと、逃げてゆきます。


そのアライグマの滑稽な後ろ姿は、どんな喜劇役者も超えているんちゃうかな!


1分ちょっとの短い動画だけど、きっと笑えると思うよ!


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