採用が月の半ばだったため、月末まではアルバイト契約、翌月から契約社員としての採用であった。

アルバイト期間中も、何時間拘束しようが時給が7時間分しかでないとマネージャーから言われていた。

アルバイトの事務員ですらサービス残業が常習化していて、早く帰らす雰囲気すらない…

私も例に従い、朝8時スタートの保育園や幼稚園で通園する保護者に対しての勧誘活動、社内では「えんもん」と呼んでいるが、そのえんもんを8:00から10:00位までやり、終わってからミーティング、ミーティングが終わると、「キャッチ」と呼ばれるナンパ紛いの勧誘活動、「ラミ」と呼ばれる土曜日に行われる体験会の案内チラシの掲示の依頼しにお店をまわったり、「こうもん」と呼ばれる下校する小学生に学校の校門の前で体験会のチラシの配布する勧誘活動を行い、やっとスクール会場への移動が開始となる。



スクールが終わると、事務所へ戻り入金処理や日報の作成、翌日のスクールまでの勧誘活動の確認など22:00位まで仕事を行い、やっと1日が終わる…
雇用条件には正社員採用、月給20万以上など、地方の企業にはよくある条件での募集で、スポーツ事業を営なんでいておもしろそうだと思い面接を受けてみることにした。


企業名:株式会社ツル・プランニング(仮称)
代表取締役:田倉(仮名)


この、「ツル・プランニング」はボランティア活動をしながらも利益も出していく社会的企業を目指し、地域社会の活性化や見本となるような企業を目指しているらしい…


事業内容は、フランチャイズ展開している幼児、小学生低学年向け野球スクール「コメノベースボールクラブ」(仮名)の権利を、ツッククリエーション(仮名)という会社から、地方都市の数テリトリー分を購入し運営、また自社運営のサッカースクール「アシルテ」(仮名)と、この2つのスクール事業を柱としている。



だがこの社会的企業、実態は単なる利益追及型の、上から下まで社会不適合者で構成された、反社会的企業だった。