ここ数年、人気のある韓国文学でございます!


ナ・テジュさんの詩集『花を見るように君を見る』を読みました!



ドラマに登場したとか、BLACKPINKのジスちゃんが空港で持ってたとか、バンタンのRMさんの愛読書とか、話題の詩集でございます。



以前はちょくちょく図書館に通っていたのですが、最近はあまり行けてません。
職場の隣に図書館があるので、行きたいなーとは思うのですが、退勤前後に行く余裕がなく…(気持ち的にも体力的にも)。
もうちょっと余裕が持てたら、行きたいのですけどね。

で、この本は数ヶ月前のお休みの日、一人で出掛けた先で購入致しました。
K-POPを始め韓国のあれこれに興味を持っているなぁも読むかな、と思いまして。

この詩集は、タイトルにもあるように、愛しい人へ向けた気持ちや、向かっていた日々を懐かしむ姿を自然の風景にのせて表現した詩が多くあります。

日本語訳なので、原作と全く同じニュアンスというわけではないのかもしれませんが、それほど難しい言葉ではないように思いました。

人によってはそれが、若い子向けだと捉えられることもあるのかもしれませんが、好みもあるでしょうしね。


恋愛

毎日眠りから覚めてすぐ
あなたへの想いを
胸のうちの言葉を   あなたとともに
最初の祈りを   またあなたのために

そんな罰を負わされたころもあった



日本より詩がポピュラーである韓国文学界。
おそらく韓ドラファンの中で一番有名であると思われるのが、こちらの一節↓。

踊れ   誰も見ていないかのように
恋せよ   傷ついたことがないように
歌え   誰も聴いていないかのように
働け   金が必要でないかのように

生きよ   今日が最後の日のように

これはオーストラリアの詩人であるアルフレッド・D・スーザさんの詩で、最終回の視聴率が50%越えという、あの伝説的超人気ドラマ『私の名前はキムサムスン』で登場したものです。

ワタクシもあのシーンでは号泣した記憶がございますよ(ToT)


購入直後のなぁの反応は「そのうち読もっかなー」という感じだったのですが、AB6IXのウジンくんがこの詩集の中の『행복』という詩をSNSで上げられた?とかってのを知って、いそいそと読んでおりました。



そしてまた数ヶ月後の夏休み、読書感想文の提出が翌日に迫った日。
本を読むどころか選んでさえいなかったなぁ。
「これから本選んで読んで、感想文書くとか…( ̄□||||!!」
というところでなんと、この詩集のことを思い出すという名プレー!←
さらーっといくつかの詩を読み、感想文を書き上げたのでございました。

ちなみにお習字の提出物もあり、これまた提出日前日夕方くらいから取りかかり始めたなぁ。
(宿題に関してはワタクシはノータッチ)

お習字道具を広げましたら、なんと以前に書いて提出しなかったものが一枚入っていたので、ラッキー!とそれをそのまま提出することにしましたとさ。

こんなちゃっかり者のなぁ、実は書道八段でございます\(^o^)/



日本と同じように四季があり、その移り変わりを大切に感じ取る韓国。
そして韓国ならではの情熱やロマンティックな感覚で綴られた詩。
もちろん国民性によるものだけではないと思いますが、詩を読んで自分の中にもあったものを思い出したり、新しい見方を覚えたりするのもいいものだなと思いました。