韓国映画『グエムル   ―漢江の怪物―』を観ました!


以前、深夜に地上波で放送されたのを録画してあったので、なぁと二人で鑑賞~!
ワタクシは二度目だったかな?



今年話題になった『パラサイト』のポン ジュノ監督の2006年の作品。
主演も『パラサイト』のソン ガンホさんでいらっしゃいます。

ポン ジュノ監督&ソン ガンホさんの迷走者的ゴールデンコンビ!に加え、『スノーピアサー』でもソン ガンホさんの娘を演じていらっしゃるコ アソンちゃんもご出演という、豪華キャスト!

↓2006年の『グエムル』。

↓2013年の『スノーピアサー』。

とびきりの美人さんという訳ではないかもですが(スミマセン)、中学生役の頃から素晴らしい演技力で、強烈な存在感でいらっしゃいます!

あともうお一方、大好きな女優さんのペ ドゥナちゃんもご出演なのですよねー!

実は『スノーピアサー』も少し前になぁと観ました。
その時もなぁは、
「ひぃぃーーっっヽ(;゚;Д;゚;; )」
とおっかなびっくりで観ておりました。
が、今回の『グエムル』は
「いやぁぁ!もうっ、怖いよーう!怖いー!」
と更にびびりまくりながら観てました(^-^;



漢江に正体不明の怪物(おそらく元々漢江にいた魚類が、研究施設から流出した化学物質により変態した、巨大なカメレオンみたいな形!)が出現し、川沿いは大パニック!
人々が逃げ惑うなか、あろうことかカンドゥ(ソン ガンホさん演)の一人娘・ヒョンソ(コ アソンちゃん演)が怪物に連れ去られてしまいます。
巨大なしっぽにヒョンソを巻き付けて漢江へ帰る怪物。
ヒョンソは亡くなったものとされ、合同葬儀が執り行われる運びに。
そして怪物の血を浴びてしまったカンドゥと、濃厚接触者とされたカンドゥの家族(父・弟・妹)は病院で隔離されます。
するとカンドゥの携帯に、亡くなったと思っていたヒョンソから連絡が…!
一家は隔離病棟を強行脱出し、ヒョンソ救出のために厳戒態勢がしかれた漢江へ向かいます。



怪物の得体が知れないだけに、危険なウィルスを保持しているかもしれない、と判断される一家。
医師や研究者との会話は透明のビニール越し、もちろんマスクもしています。
現在のようなご時世、こういった↑状況を目にしますと、以前鑑賞した時よりもその緊迫感が生々しく伝わってきてしまいました。
感染者(実際はウィルスなんて保持していないのですが)に対する恐れ方・当たりの強さは、(誇張もあるのでしょうけど)あからさまで、胸が痛くなりました。



ヒョンソを救い出したい一心の三兄妹、また何とか生還しようとするヒョンソと怪物との対峙シーンには、息を飲みました。
怪物、怖いしキモチワルかった Σ(ノд<)
でもそれ以上に三兄妹の末っ子・ナムジュ(ペ ドゥナちゃん)がかっこ良かったわ!



それからそれから!
エンドロールを見てびっくり!
なんと、怪物の声を、あのオ ダルスさんがされていたというね!
シンゴジラが野村萬斎さん、みたいな感じかしらん!
(オ ダルスさんっつったらいつもこの↓画像w)

更に、韓ドラではカンペ役(根は優しい、って場合も有り)でお馴染み、キム レハさんもちょい役でご登場されますよ~!



最後に。
怪物を誕生させてしまったであろう化学物質は、韓国にある研究施設から韓国人研究者が垂れ流してしまったのですが、しかしそれは外国人研究者の指示によるもの、という事を最初に描くあたり、なんとも巧妙だなと思いました。