しぃがバレーボール部を引退いたしました。

中学校の部活動、あっという間の2年ちょっとでございました。

引退試合、観に行ってきました。

しぃは、2セット目の終わりがけにようやくコートに入れてもらえました(3セット制)。

1セット目は相手チームに取られてしまい、2セット目、もう後がない、という状況!

それまでコートの外から目一杯声を出したり、スタメンの仲間たちにドリンクを渡したりしていたしぃが、最後に呼ばれました。

コートに入って直後、相手チームから鋭いサーブがしぃの所に打たれ、しぃがレシーブしたボールは思い通りに返らず…。

あっけなく、ゲームセット。
これで、3年生は引退。

しぃは、泣いていました。
他のチームメイトも、泣いていました。



大昔、私が中学二年生の夏。
吹奏楽コンクール県大会で、私は結構なミスをしました。
地区大会ではできたのに、県大会でミス…。
結果は銀賞。
部としては金賞、さらにはその上の東海大会を目指していたのに。
せめて私がミスをしなければ、もう少し良い結果を残せたかもしれない…。
私のせいだ…、と思うと悔しくて情けなくて申し訳なくて、涙が止まりませんでした。



最後の試合が終わり、しぃはどんな気持ちで泣いていたのかな。
ユニフォームの襟元で顔を覆い涙を拭うしぃを見ていたら、それどころか今これを書いていても、私まで涙が出てきます。

でも、しぃを責める子は誰一人としていなく、みんなしぃの肩を抱いたり背中をさすったりしてくれていました。

素敵な仲間に恵まれて、ありがたいなぁと思いました。



これまで、ピアノやダンスの発表会の前でも、「あんま緊張しなーい(^3^)」と言っていたしぃ。
それなのに試合前日は、「あー緊張する!明日の試合!緊張する(>o<")」と言っていました。

1セット目に一度も出番のなかった背番号9番のど緊張ちびっこが、2セット目の終わりに出てきたら、そりゃ相手チームはそこを狙いますよね。



私みたいなどんくさい母親から生まれた子が、運動部に入っただけでも奇跡的なのに、顧問の先生は「しぃを副キャプテンにしてよかった。」と言って下さいました。
「しぃは不器用ですが、いつも誰よりも大きな声を出して、率先して動いて、みんなを引っ張ってくれてます。」
と、お会いする度にお話し下さって、嬉しかったです。
もともと運動神経の優れた子や背の高い子、小学校時代からバレーボールをやっていた子も多くいる中で、しぃはよく頑張っていたと思います(^-^)



部活が終わればいよいよ本格的に受験勉強に突入でしょうか!
と、その前に!
土曜日にはなぁが、ジャズ部ドラマーとしてのデビューステージがございます!
はたしてなぁは緊張しないで、楽しんで演奏することができるのでしょうか!?
私の方が緊張したりして!





お疲れさま!