韓国映画『私の頭の中の消しゴム』を観ました!


2004年、14年前の作品でございます。

これまでに2・3回は観てるはず!

何回観ても、確実に泣いてしまいます。



27歳という若さ、しかも新婚という幸せのさなか、アルツハイマーだと診断を下されるスジン。

遺伝性ではあるけれど、数年前の妻帯者との恋愛や別れのストレスが引き金となり、症状が顕著になってしまい…。

そんなスジンに夫のチョルスは荒々しくも深い優しさで、献身的に寄り添います。

二人がお互いを想いあっているからこそ、スジンが記憶を失っていく一日一日がより辛くて。

映画前半で描かれる二人の出会いや幸せな姿にきゅんきゅんするだけに、後半の病気との戦いに涙が止まりませんでした。

努力すればどうにかできることではなく、どうしたって抗うことのできない病気の進行。

ただでさえ涙もろいワタクシ、こんなストーリーで泣かずにいられるわけがございません。
歳を重ねれば重ねるほど!

そして激烈に物覚えが悪い&物忘れが著しいワタクシ、他人事とは思えなかったりして( ̄□ ̄;)!!



最近は涙活といって、涙を流すことによりすっきり!という活動?というのを耳にしたことがございます。

確かに涙を流してすっきり!感情をリセット!という仕組みは分からなくもないですが、この作品に限って言えば、それには適していないように思います。

なぜなら、いつ自分に降りかかるかもしれない状況だから。

自分、もしくは大切な人の頭の中に消しゴムが入り込んで、記憶を少しずつ消してしまう、そしてそれを止めることができないという状況になったら…。

その時はこうしたい、という希望があったとして、果たしてそれをちゃんと伝え、実行できるのか…。

現状で考えて、答えが見えたり見えなかったりで、すっきりはできないかなぁ…。



思い出し得る記憶って、幸せなものばかりではなく、怖かったり苦しかったりで消してしまえたらいいのに…ってものもあると思います。

でも、そういった過去も含めて、今の自分を形成しているのだと、辛い過去があるからこそ幸せな記憶がよりいとおしく思えるのだと考えると、辛い記憶を消すことが良いと一概には言えない?のかなぁ…?
やっぱり辛い記憶はないに越したことはない…?

でもでも、記憶力が良すぎるのも、しんどそう。
ヒトは忘却の生き物ってね!



さて、キャストについてでございます!

スジンを演じていらっしゃるのは、ソン イェジンさん。

可愛くて、ふとした瞬間に妙に色っぽくて、そしてずっと変わらない!

14年も前の作品なのに、最近のイェジンさんと同じ!なんたる美貌!


↑『今、会いに行きます』って、日本作品のリメイクでしょうかね?

今年3月に韓国で公開されたなら、日本公開は来年あたりかしらん?

うーん、情報追えてないなぁ。

そしてチョルス役のチョン ウソンさん!

韓国を代表する俳優さんだけあって、かっこよくていらっしゃいますし、なんといってもその肉体美ね!
(とかいって、マッチョさんが苦手なワタクシ。)


ってかミノ吉さん!  チョン ウソンさんと共演されるのね!   カン ドンウォンさんまで!

長身のミノ吉さんが若干低く見えるって、両サイドのお二人、どんだけ~!(←チョコプラ風)

しかし作品名の『人狼』、あんま大きい声でハングル読みはしにくいわね…( ̄▽ ̄;)



そういえば、以前バイトしてた韓国料理屋さんの厨房長、「俺は◯◯に関しては、チョン ウソンにも負けない!」とか、なぜそれをチョン ウソンさんの張り合うかね?ってこと、度々言ってたなー。

そのうち返しに困ったワタクシ、「じゃぁ私はキム テヒさんで!」と、これまた訳の分からん張り合いをしたものでございました。


韓国を代表する美女を、よくもまぁ引き合いに出したもんだわ!

朝、鏡を見た記憶すら消えてたのかしらん!