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韓国映画『鰻の男』を観に行ってきました！
イ ミンギくん主演の映画『皇帝のために』も気になっていたのですが、こちらの『鰻の男』と時間が
かぶっていて…。
どちらも公開期間が短く、さらにワタクシ、基本的にレディースデイ等お値打ちに観られる日にしか
行きませんw
なので別の日に…、というわけにもいかず。
迷った結果、ミンギくんは諦め『鰻の男』を観に行くことに。
ぶっちゃけ『皇帝のために』はワタクシのニガテなノワール系のようでございましたので！
この選択、間違っていなかったと思います！
間もなくやって来る土用丑の日を前に、色々と考えさせられる作品でございました。
しかし『鰻の男』なんて邦題、印象としてかなり損してると思いますよ！
もしも『鰻の男たち』なんて複数形だったら、名古屋に来る度に朝からひつまぶし食べてる若者の
はしゃぎっぷりという様なノムアルムダウンViewが描かれた映画かと思っちゃいますしね！
ってこれ、ワタクシだけかっw
とにかく、この題材と作風、さすがキム ギドク監督が製作されただけあるわ！
原題は『メイド イン チャイナ』。
中国で養殖されたうなぎから、輸出先の韓国で水銀が検出され…という、食品の質・さらにはそれを
扱う「人間の質」を描いた作品でございました。
水銀が検出されたウナギを食べて育った人間、産地を偽って商売をする人間、権力・財力を悪しき事に
使う人間、またその者の言いなりになる人間…。
一番汚れているのは、一体誰なのか…。
毛嫌いしたり見下したりする、その根拠は一体何なのか…。
主演はパク ギウンくん。
ドラマでもちょくちょくお見かけしますし、ワタクシの好きな歌・ユンナさんの
『우리가 헤어진 진짜 이유 （私たちが別れた本当の理由）』のMVにもご出演です。
このMV、本当に大好き！
このMVの中で、ギウンくんが絵を描いて燃やすシーンがあるのですが、あれは確か大学で
美術を専攻されていたギウンくんご自身が描かれたもの、とかってエピソードがあったはず。
で今回観た映画は中国人役ということで、大学で中国語を学ばれたことからギウンくんにオファーが
あったとどこかで読みました。
ん？
ギウンくん、美術と中国語、両方取っていらしたのかしらん？
と思いましたらなんと！
大学をお二つ出られたというね！
どどどんだけ！ （勉強がお好きなのかとか、そして学費の出どころとか…！）
↓拝借して参りましたギウンくんのプロフィール↓
名 前： パク・ギウン (Park, Ki Woong)
ハングル表記： 박 기웅
職業： タレント、俳優
生年月日： 1985年 2月 13日
身長/体重： 182cm, 69kg
趣味/特技： 水泳、美術、歌
学 歴： 大真大学視覚デザイン科、慶北外国語大学中国語学科
デビュー： 2005年日本映画『怪談 壱 「病院怪談」』
血液型： O型
干支(えと）： 丑
星座： みずがめ座
韓国の所属事務所： ウェーブオンエンターテインメント
多才な俳優さんでいらっしゃいますね！
検査官を演じていらっしゃったハン チェアさんは、これまで溌剌とした明るい役柄を演じて
いらっしゃったのを拝見しておりましたので、今回の笑顔の少ない役柄は新しい
印象でございました。
ワタクシ勝手に、「韓国の北川景子さん」と呼んでいる女優さんでございますww
↓ハン チェアさん
↓北川景子さん
彼女が冷蔵庫にあった中国製品を片っ端から捨てたのは、その品質が理由なのではなく、
それに関わる自分の立場や弱さから目を背けたかったからなのかな。
何をどこまで信じていいものか、分からなくなったりもするのですが…。
最近は「民度」という言葉を耳にすることが多くなったと感じるのですが、そういった単語で
一括りにされる中にも高い志や誠意を持って、真っ当な仕事をする人はきっといる、と
信じたいです。