- たかのてるこさん著、『ガンジス河でバタフライ』を読みました!
- ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)/たかの てるこ
- ¥700
- Amazon.co.jp
娘達と図書館へ行った時、見付けてお借りしてきました。
だーいぶ前、雑誌か何かでたかのさんの記事を読んで、
著書紹介に書いてあった『ガンジス河でバタフライ』。
インパクトのあるタイトルが、脳裏にインプットされておりました。
ワタクシ、旅本・紀行本って大好きなんです!
一気に読破致しました。
面白かった!
一人旅珍道中のあれこれ!
旅先で出会った人々とのやりとり!
特に、インドの列車でたかのさんに「写真を撮ってくれ」と頼んできた男性3人組のくだり!
ぶはは~!と笑いながら…、泣きました。
笑い泣き、ではなく、泣けてきました。
その理由は…。
思い出してしまったのです。
しばらく忘れていたことを。
私も、バックパッカーに憧れていたんだった…。
当時のことを思い出して、抱腹モノのたかのさんの旅を読みながら、私がしたかったことは
こういうことだったんだよなー、と泣いてしまいました。
私がバックパッカーに憧れていたのは、高校~大学のころでしたでしょうか。
ご多分に漏れず、沢木 耕太郎さんの『深夜特急』、そして大学の頃知り合った、ドラゴンボールの
悟空みたいな髪型をした、2つ年上の旅人の影響が強かったと思います。
おそらくワタクシの人生で出会った人の中で、一番の衝撃的人物。
そんな彼に旅のエピソードを聞かせてもらい、写真を見せてもらい、私も行ってみたいなーと異国に
想いを馳せたものでございました。
その頃のことを思い出して、涙が出でしまいました。
そしてこれまでもこれからも、ワタクシがそういう旅をすることは、きっとないんだろうな、と思ったら、
涙がぼろぼろこぼれて止まりませんでした。
そんなワタクシを見て、「おかーさん、その本そんなに面白いの?」と娘たちが覗き込んできました。
先にも書きました、どこかで読んだ記事で、「私はいつも旅の気分でいたいので、例えばレストランとか、
どこに行く時もリュックを愛用してます。」みたいなことを、たかのさんがおっしゃっていたような。
(違ってたらスミマセン★)
たかのさんは、外国のかたとどんどんコミュニケーションをとられ、やはり人との触れ合いが一番の
旅の思い出になる、とおっしゃっています。これ、めっちゃ共感!
その手段は、簡単な英語とジェスチャー、それでも通じなければ地面に絵を描いたり。
そうするためには、両手が空くリュックでなければ! ともおっしゃっていたと思います。
となると、買ってしまいますよねw