韓国映画『記憶の中の僕たちへ』を観ました!

記憶の中の僕たちへ [DVD]/パク・チェジョン,ユン・ソイ,チョン・マンシク



¥4,300

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1998年、韓国・安東市の開発地区で古いお墓が発見されたそうです。

そのお墓は、420年前に若くして亡くなった男性のものでした。

そしてお墓の中には、愛する夫に先立たれた悲しみを綴った妻の手紙と、
その妻が自らの髪の毛を編み込んだわらじが添えられていました。

手紙とわらじは現在、安東大学の博物館に保管されているそうです。

このエピソードを元に作られた映画です。

ストーリーは…。

ソウルの若手カメラマン・ウンギョ(パク チェジョンさん演)はリストラにあい、先輩の紹介で安東にある
市民センターの写真講座の講師として働くことに。
ウンギョは下宿先の娘・インウ(ユン ソイさん演)と出会い驚く。
なぜならインウは、ウンギョが頻繁に見る夢にでてくる女性にそっくりだったから。
市民センター職員でもあるインウとウンギョは、次第に親しくなる。
しかし、インウの心臓病が再発してしまい…。

正直申しますと、前半はなんとも凪ぎ過ぎている感じがして、眠くなってしまいました…。

ですので、2度に分けての鑑賞になってしまいました。

「あーこのままの調子だったら、脱落しちゃうかもなー。」なんて思っていたのですが、
後半というか終盤からの展開で、印象が変わりました。

ネタバレになってしまいますが、韓国作品お得意?の、病気&交通事故勃発で、
そのせいもあって、ちょっと辟易、という感じだったのですが…。

そしてワタクシ、「時空を超える」等のファンタジックなものがあまり得意ではないのですが…。

でもこの作品は、「過去の記憶」やその過去のシーンがとても美しく、
むしろそのパートがなければ確実に脱落してたと思います。

最近、韓国の時代物、あんまり観てませんでしたが、やっぱり好きなんだなーと再確認!

装いとか佇まいとか、美しくて!

うたえ!迷走者!

弓を射るシーンがあったのですが、これはもしかして、前世をにおわせるシーンだったのかな。

$うたえ!迷走者!


ユン ソイさんの主演作はいつくか観たことがありましたが、パク チェジョンさんはお初だったように
思います。

…と思っておりましたら、鑑賞中断中に観始めた韓国ドラマ『コーヒーハウス』に
ご出演でございました!

正直、主役を張るにはもうちょっと重みというか厚みというか、そんなものが欲しいかな、と
思いましたが、どこか独特の雰囲気があって、素敵な俳優さんだなーと思いました。
(↑シロウトがナマイキに!)

韓服もとってもお似合いでしたし、今後も注目したい俳優さんでいらっしゃいます!

途中で脱落せずに、最後まで観られてよかった!

時代が変わっても、身体が変わっても、ここまで想い続けられるのって、すごいな。

時代が変わっても、身体が変わっても、また巡り会えるってことは、
これこそが運命ってやつなのかな。

一途な人間同士だったからこそ、また巡り会えたんだろうな。

きっとこの二人は、来世でも巡り会えるんだろうな。