韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を観に行ってきました!

うたえ!迷走者!


42歳の主婦・ナミ(ユ ホジョンさん)は、母の入院先で余命2か月の病に冒されている高校時代の友人・
チュナ(ジン ヒギョンさん)と再会します。

ナミはチュナの願いを叶えるため、25年前に永遠の友情を誓ったものの、ある事件を機に
はなればなれになってしまった仲良し7人組、通称”サニー”のメンバーを探し始めます。

高校時代のナミを、『赤と黒』にもご出演のシム ウンギョンちゃんが演じていらっしゃいました。

この役を演じることを熱望し、留学を延期されたそうな!

80年代ディスコサウンドが多用されていました。

私はその世代の音楽に詳しいわけではありませんが、どの曲も心地良く聴け、
”サニー”の彼女達みたいに踊れたら楽しいだろうな! と思いました。

母(←対象世代よりはちょいと上かな)と一緒に観に行こうかと思ったのですが、
あいにく都合が合わず…。

きっと「懐かしいわぁ!」と喜ぶと思います。一緒に行けばよかったな。

冒頭、ナミの母親の病室で患者のアジュンマ達がドラマを観ているシーンが面白かった!

「愛し合う二人は、実は兄妹だった!」とか「愛する人が不治の病に!」等の韓ドラ王道の
運びに、「やっぱりね! そうだと思ったんだよ!」とか
「これだからやだよ! あたしゃもう観ないよ!」とか言ってて、
「あー韓ドラって、もしかして一人で観るよりもみんな(←あくまで韓ドラ好きの仲間)で
観る方が面白いのかも!」なんて思ったりもしました。

仲間っていいな、と素直に思えるストーリーでした。

ただ最後に弁護士さんが登場し、チュナの遺言を”サニー”の仲間たちに伝えるシーンは…。

チュナが独身の事業家で多くの遺産が残り…、というのがなんとも都合が良すぎるような。

結局お金で全てがうまく収まってしまう…。

病気になり、昔の仲間に会いたい、と言いだしたのが他のメンバーだったら、
こうはいかなかっただろうなと。

ま、この辺りのことを深く考えなければ、
気負うことなく観られて、笑って泣けるいい映画だったと思います!