図書館で、ヤン ミギョンさん著の「愛する心で」という本をお借り致しました!


ヤン・ミギョン 愛する心で/梁 美京
¥1,680
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ヤン ミギョンさんと言えば、韓国のベテラン女優さん!


そう、あの「大長今」でハン尚宮様を演じられたかたでいらっしゃいます!


確か、新大久保の韓国料理店でもポスターか看板かでお見かけしたような…!


この本を読むと、ミギョンさんのお人柄がとてもよく解ります。


敬虔なカトリック教徒であるミギョンさん。


ベテラン女優さんでありながらも高飛車になることはなく、

自然や小さな幸せに感謝しながら生きていくことの大切さをかたっていらっしゃいます。


特に印象に残った箇所がございましたので、ここに残しておきます。


年とともに自己管理が必要になるという。顔にはしわが一本、二本と増え、皮膚は生気を失っていく。

膚はたるみ、体力も弱くなる。皮膚の管理もしなければならないし、運動をして体の管理にも気を使わなければならない。しかし、何よりも先ずしなければならない管理は、心をきれいにすることではないだろうか。

ほこりが溜まり、垢のついた心をしっかり磨いてこそ、顔も体もきれいになり、美しくなるはずだからである。


ミギョンさんは心をきれいにするために、詩をよく読まれるそうです。


韓国は詩を好む方が多く、詩人は皆に尊敬される、というように聞いたことがございます。


私は、詩を好み、それを心に刻むことができる人は、

その時点で既に心がきれいなのではないかな、と思います。


ミギョンさんが、世の女性に伝えたいこととして、「今が贈り物」という言葉を挙げていらっしゃいます。


現状に不満を漏らしたり嘆いたりするのではなく、

ここが幸せの場所だということを認識する、という言葉なのだそうです。


この本を読んで、ヤン ミギョンさんをますます応援したくなりました。



うたえ!迷走者!