韓国映画、「マイ・ブラザー」を観ました!
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兄弟愛・母子愛をひしひしと感じる映画でした。
「うんうん。そうだよね。」と、母・兄・弟の心情が痛いほど伝わってきて、切なくなりました。
母親としては、やはり障害を持って生まれてきた子供の方が気がかりで、
どうしてもその子に多く目を向けてしまう。
もう一人の子は、事情を解っているだけに我慢する・またはせざるを得ない部分が多く、
いつしか不満が積もってしまい…。
では障害を持って生まれた子供は、母の愛を一身に受けて幸せか、というとそうではなく、
度々手術を受けてもなかなか完治しない自分が申し訳なく、虚しさを感じていた。
どの立場であっても、やりきれない気持ちを抱えている…。
みんなが幸せになるには、どうしたらいいのかなぁ…。
私も二人の娘を持つ身でございますので、
将来、娘達はどんな関係になっていくのかな、と考えながら鑑賞致しました。
しぃとなぁにはずっと仲良く、支え合って生きていってほしいなぁ…。
また、私は自身の幼少時のことを振り返ったりも致しました。
私は幼い頃何度か入院をし、その都度母は泊まりで付き添いをしてくれました。
兄が一人いるのですが、彼も寂しい想いをしたんだろうな、なんて…。
ま、ウリ オッパは性格的に道を反れることも無く、私よりはるかに真面目に成長し、
ありがたいことに喧嘩した記憶すらございませんが!
出演されていらっしゃる俳優さんにつきましては、
正直なことを申しますと、ウォンビンさんもシン ハギュンさんも、
私の好みのお顔立ちとはちょっと違うのですが…。
お二人とも、いい俳優さんだな~と思いました。
心の奥底に押し込めている感情、とでも申しますか、
言葉に出来ない・しない感情が、細ーく濃く伝わってくる感じが致しました。
そして、韓国を代表するお母さん女優と言えばこのお方!
キム ヘスクさん!
市場で必死に商売をするおばちゃんから、冷酷で復讐に燃えるご夫人まで、
何でもござれの女優さん!
(私個人の意見としては、平凡なお母さん役が一番お似合いだと思います!)
このキム ヘスクさんが「マイブラザー」では、女手一つで二人の男の子を育て上げる、
たくましいお母さんを演じていらっしゃいます。
とても素晴らしかったと思います!
2009年には、カンヌ映画祭のレッドカーペットに韓服でご登場されたそうです!
ステキ!!
さすが、「韓国のお母さん」ですね~!