先日、シン ヘソンさんが日本デビューするにあたって、密着取材した番組がBSで放送されました。


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シン ヘソンさんはそのメンバーのお一人でいらっしゃいます。

現在他のメンバー5人は兵役に就かれており、神話としての活動は出来ません。


正直なところ、私は神話やシン ヘソンさんが特別好き、と言うほどではありません。

しかし、この番組を観て、ヘソンさんの歌に対する情熱と申しますか、

真摯に向き合う姿勢に胸を打たれました。


日本でのデビューアルバムの収録は既に終わっているのにも関わらず、

デビューイベントに向けて夜通し歌の練習をされていました。


ヘソンさんが最も気にしていらっしゃったのは、日本語の発音について。

「気が付いたら」という歌詞の「つ」の音が、やはり韓国の方には難しいようで、

何度も何度も繰り返しチェックされていました。

「僕のことを知らない日本人の方が僕の歌を聴いて、外国人が変な日本語で歌っている、

と思われないような発音で歌いたい。」とヘソンさんは話していらっしゃいました。


2月、先ず大阪で行われたイベントで、ヘソンさんはコンディションが良くなかったのか、

納得のいく歌を歌えなかったようでした。

ステージ後、楽屋で涙を流し、一人にして欲しいとおっしゃるお姿は、痛々しい程でした。


しかし、その後東京でのイベントでは、満足できたようでした。

ステージが始まる直前、神話のメンバーのドンワンさんから励ましのメッセージを受け取ったヘソンさんは、

とても嬉しそうで、明るい笑顔でイベントに臨んでいらっしゃいました。


きっと、家族とも友達とも違う、同じ神話のメンバーだからこその、繋がりがあるのだと思います。


そして、この東京でのイベントには、ヘソンさんのご両親もソウルから駆けつけていらっしゃいました。


この番組では、ヘソンさんのご実家で、ご両親にインタビューをするシーンもありました。

お父様もお母様もとても穏やかな方で、お部屋には額に入れられたご家族のお写真や、

ヘソンさんの大きなパネル等が飾ってあり、ご家庭の暖かさが伝わってきました。


ステージ後に、楽屋でご両親と久しぶりにご対面されたヘソンさんは、

驚きながらもとても喜んでいらっしゃいました。


歌は誰でも歌うことが出来ます。

歌を生業としていなくても、それなりに上手に歌える方も沢山いらっしゃると思います。

「ことの流れでCD出してみました」的なタレントさんも、割といらっしゃいます。

しかし、今回この番組を観て、プロの歌手の大変さと申しますか、凄さ、覚悟…、

言うなれば「プロ魂」を見たように思います!


やはり歌は、心が伴ってこそのものだと思うのです!

「気持ちを込めて歌う」のは勿論のこと、それよりもっと以前の、「歌に対する想い」のようなものが、

ヘソンさんにはおありなのだと思います。

歌がお上手だからといって、現状に満足せず、もっと高みを目指す。

ただ歌うのではなく、感情だけではなく、テクニックだけでもなく。


私の拙い表現では伝えきれないと思いますが…。


ヘソンさんを応援したくなる、そんな番組でした。