最近はTV(特にBS)で、沢山の韓国映画が放送され、とても有り難く思っています。

映画はやはり映画館で観るのが一番だとは思いますが、

(大きな映画館は勿論、小規模な映画館の雰囲気も好きです)、

自宅にいながら沢山の映画を鑑賞出来るということは、大変嬉しいです。


TVで放送される映画を録画し、家族が寝静まった後、一人鑑賞会!というのが理想ですが、

睡魔に勝てず、そういった時間を持つこともままならない日々…。

「レコーダーの容量の都合もあるし…。

なぁはジュンギくん(←特にイルジメ)好きだから、おとなしく観るかも…。」

この妥協と甘い考えで、子供が起きている時間にこの映画を観てしまいました。


イ ジュンギくん・宮崎あおいちゃん主演の「初雪の恋 ヴァージン・スノー」。

お二方は今や、両国を代表する程の若手人気俳優さん。

このお二方の共演とあれば、一度は観てみなければ!と思っていた映画でした。


結論から申し上げますと…。

心に残るものが少なかったです。

お二人の演技が悪かったわけでもありませんし、京都の町並みも美しかったです。

なんとか意思疎通を図ろうと、お互いの言語を勉強する、という点は、かわいらしく見えました。


しかし観終えてから、「よかった!また観たい!」とは思えませんでした。


映画やドラマの感想は、観る側の気持ち・状態が大いに関係していると思うのです。

この映画も私が高校生くらいの頃に観たならば、共感出来る点もあっただろうし、

全く異なる感想を持ったと思います。

今の私には、言ってみれば、映画を楽しむだけの余裕・ストーリーの純粋さを受け止める心、

そのようなものが欠落してしまっていたのかもしれません。


それが、この映画を観た時だけならよいのですが…。


やはり映画は、それに適した環境(時間的・気持ち的な)を整え、

ゆったり、じっくりと観たいものです!