録画しておいた韓国映画、「とかげの可愛い嘘」をやっと観ました。
幼い頃、交通事故に遭い輸血した為にエイズに感染してしまう…。
ありがちな設定に、多少の「またか…」感を覚えてしまうのは否めませんが…。

しかし、タイトルにもありますように、アリの吐く嘘が可愛く、またそれを聞いても怒ったり馬鹿にしたりしないジョガンの優しさが素敵でした。

アリが姿を消す前、「銀行員の夫と…」と将来の夢を語った故、銀行に就職したジョガン。
彼は毎日仕事をしながら、あらゆる手段でアリを探す。
そして、再びジョガンの前に突然現れたアリ。
銀行で接客中だったジョガンは、とっさに自分の靴紐を抜き取り、アリが座っている椅子の脚とアリの足首とを括りつける。
アリがまた、いなくなってしまわないように…。

ジョガンのように、あそこまで純情な男性って、現実にいるのでしょうか…?
もしいたとしても、私のように純真さの足りない人間は、恐らく到底釣り合えません…。

しかし、こんな私でさえも、涙がこぼれるシーンは幾つか有りました。
純粋な方ならより、堪能できる映画なのではないかな、と思いました!