脳の炎症が原因だと思われる、
「複視」という
両目で物を見ようとすると、二重になり
さらに、眼球の動きがおかしいという症状の私です。
神経のエラー。
入院して精密検査と治療を…
と言われて予約、連絡を待つ一方で
混乱した自分の精神を立て直そうとして
逃げたり寝たり、考えたり何にもしなかったり
していまして、1週間が過ぎたところ。
少し落ち着いてはきました、が。
数日前に、
すっごくショックな発見があった。
ショックすぎて
書くまで時間かかった
一時、著書をよく読んでいた
宮台真司さんが
好きなYouTube「街録ch」に出てたのね。
ショックを受けたのは後編の後半。
奥様との馴れ初めと
男女関係の始め方についての話で
告白の前にデートを重ねて
楽しければなんとなく付き合いが続く
付き合うってそういうこと。
というような話があってさ。
え？
私、男と楽しくデートした記憶
全然ないんだけど？！
と思った。
いや、あるにはあるんだろうけど
「この人と一緒にいたら、本当に楽しいな」
「毎日一緒に暮らせたらいいな」
とか思ったことって、全然ないのね。
じゃあ、過去の恋愛は
一体なんだったのかって考えたら
①無価値観と愛されてない孤独感の埋め合わせ
②少しはいいと思ってるけど、まだよく分からないなーというところで
相手からの押しに負けた
③さらに「違う、合わない」と思っても
キッパリ別れて次に行くことができず
終わりの終わりまでズルズル…
てパターンしかなかったことが
わかってしまった
10年も一緒に子育てしてきた元旦那とも
デートして楽しかったって記憶、ない。
あいつも鬱だったし
まともに人間に戻ってきたのここ数年だし。
なんなら昨日も家族で出かけ
嫌々行きたいとこには連れてってくれるし
慣れてるから妙な安心感はあるけれど
楽しい❗️って
心ときめいたりはしないよね。
しかし、一番身近な友達ではある。
それが、私の家族。
ブルーシールアイス、美味かった。
結婚した時は
30過ぎても独り身の我が子を
お互いの親が心配し
同じように結婚を急がせていた背景もあり
じっくり付き合って決めたわけじゃない。
じっくり付き合ってたら
むしろ結婚なんかできなかったし
子どもも産んでなかっただろう。
とにかく！
過去のことはもういい。
自分を知るためのデータでしかないのだから。
だって、仕方なかった、
お子ちゃまだったんだよな。
「自分で考えて決めた」
と思っていたけど
環境に流されていたし
やっぱやめます！
とは言えなかったんだよね。
ただ、これからもこのまま
楽しいデートの記憶ひとつ
呼び起こせないままで生きるなんて
死ぬに死なない
と思ったし
まだ全然死なないんだから
楽しいデートをしてみたい。
ヤリ目デートには飽きてる。
ヤリたかったわけじゃなくて
求められないと不安だったことの方が多かったし
もっとこじれた理由もある。
一時の安心を得て、
またその人と会いたいかっていうと
会いたくないのは
自分の嘘が露呈したあとに
楽しめるわけなんかないからだ。
それこそ時間のムダだと思ってた。
お互いのことをほとんど知らず
快楽と安心だけを求めているのだから
気に入ればラッキーだし
そうでないならネクスト！
て感じで、これこそただの
暇つぶしでしかなかった。
中にはそうでない付き合いもあったけど
たいていが不純だった。
私の不満解消を相手に求めて
自分が自分を理解して決める感覚が
希薄だった。
今の私が望むのは、楽しいデート。
仕事より、ルーティンをこなすことより
夕食を作るよりも大切で、切実なんじゃない？！
楽しむって貴重。
そんなに楽しいことを共有できるって
あんまりないのよね。
だけど、楽しいデートの記憶がないとか
人としてどうなのよ？！
とか書いてて思い出したけど
若い頃から私は
「体の関係から始まる恋」が多かった。
ところが、そればっかりしていて
何か大切なものを経験し損ねていたのかもしれない。
今回考えてみて総じて分かったことは
・男との付き合い方がよく分からなかった
・この年の女はこうだろ、ていう何かに
必死に遅れをとるまいと焦っていたし
焦らされてもいた
・本当に自分が好きなこと、楽しいと思うことよりも「庇護される安心感」を求めていた
若い頃に体から始まった恋の相手と
交換日記とかしてたから
それなりの関係は構築できていたのかな
とも思うけど、それも大昔のこと。
「純粋に楽しむ」ってことを
大切にしてこなかったんだ。
いつも何かを得なければ意味がない
ダメだと思ってた。
楽しい❗️嬉しい❗️気持ちいい❗️
を積み重ねることをしていきたい。
続く